音楽の効能は実に様々。
メタルを聴けば怖い物なんてなくなるし。
JAZZを聴きながらお酒を飲めば、お洒落感は5倍増し。
お洒落な曲を聴けば、お洒落な人間になれる。ような気がする。
よくあるお洒落バンドのMVみたいに、お洒落な都会の街を颯爽と歩きながら爽やかな休日を過ごす。
中年陰キャには絶対出来ないようなことだって、音楽の力を借りれば出来るんです!
少し気分の良い昼下がりはこの曲を聴こう。
MAN WITH A MISSIONのHey Now。
ガラにもなく、ちょっと街に出たくなるなー、なんて思わせてくれるはず。
MAN WITH A MISSION、好きなんですよねー。
世間一般からの見た目や評価はどうなんだろう?陰キャの自分には解らんけども。
HR/HM界にどっぷり浸かっている身としては「まぁ、そういう事もあるよね?」とさらっと受け入れ易い外見や設定。
作曲者が二人居る、ヴォーカルも二人居る、という個人的に大好きな構成。
楽曲や歌詞、歌声から滲み出る、絶対苦労を重ねて来た良い奴らだよね、感。
だってよっぽど苦労でもしなきゃあんなの被らな...いやはい、ごめんなさい。
王道なようで決して一筋縄では行かない、その楽曲の世界観とかも大好きなんですが、その辺りはまた別の曲の日にお話するとして。
このHey now。
敢えてあさ~く言ってしまうとノリノリだね!
という感じ。
こういう曲に関しては、そういう楽しみ方でも良いと思うんです。
少し早めに歩いていくのにちょうど良いリズム・テンポ感。
よく晴れた空、青空が見えながら、ここち良い風が吹くような感触。
こいつを聴きながらだったら、陰キャ中年だって都会を闊歩しちゃうよ?
誰が何を聴いているかなんて、外からは解らないんだから。
渋谷の街中を歩き、人混みをすり抜け、タワレコに行ったり、Tsutaya O east(当時の名称)のLiveなんかに行っちゃうんだ。
マリカーに乗ってる海外の人達を見ながら、心の中で「Hey!楽しいかい?」なんてキモイ声かけしちゃうんだ。
昼間っからお洒落な酒でも一杯ひっかけて、人気のない田舎の山奥へ帰っていく...と。ここまでがデフォ。
しかしこの曲。全編英語で何を歌っているのかなーと歌詞を見てみると...
爽やかな雰囲気とは一転。決して陽キャがパーリーピーポーウェイウェイ言ってるような曲ではないんですねぇ。
英語が得意でない自分でも、「Free Fall!」は印象に残る。
こういう、ちゃんとロックしてるところもまた良いんだよな~。