マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

Hangar18_Megadeth 18番ハンガーから、今最新鋭の秘密兵器が飛び立つ!...のか?

スラッシュメタルの重鎮と言えば誰だ!?

 

メタリカ?スレイヤー?アンスラックス

みなさんそれぞれに推しのスラッシュがあるかと思いますが...

 

自分に取ってのキングオブスラッシュは...Yes!Megadeth

 

Megadethの数ある名曲の中でも当時私が特に衝撃を受けたのがこのHangar18。

エレキギターの旨味がこれでもか!というほどに染み込んだこの曲を聴いて、みんなでメタルの一番出汁にひったひたに浸かろうではないか。

 

youtu.be

 

単純に初めて出会ったスラッシュがMegadethなんだけれども、そのおかげですっかり自分の中ではスラッシュ=Megadethとなりました。

 

Megadethで初めて手に取ったのが、このHangar18が収録されたアルバムRust in peace。名曲揃いのこのアルバムの中でも特にドはまりしたのがHangar18。

 

当時はメタルという概念をさして理解も出来ておらず。いわんやスラッシュをや、といったところで、安定の「何にも知らずにジャケ買い」でした。

 

 

さてさて肝心の楽曲。語彙力がなくて本当に申し訳ないんだが...

 

カッコいい。

 

いや、ごめんなさい。石を投げるのはもうちょっ待って欲しい。本当に「カッコいい」という表現がしっくり来るんです。

Hangar18というタイトルの通り、ハンガー、つまり格納庫というワードからイメージ出来るように、

 

ガンダムでも発進して来そうな勢い。

 

歌詞はいわゆるロズウェル事件をモチーフにしているため、空軍、飛行機、UFO、SFといったモチーフを基として作られたと考えれば、あながち的外れでもない受け取り方ではないだろうか?

 

メカメカしい雰囲気の中でロボットが出撃し、高速宙間戦闘を繰り広げる。そんなイメージにぴったりな曲...と当時の自分は大興奮したものです。

高速で飛び回る戦闘マシン、まるでマクロスのように無数のマイクロミサイルが発射されて...のような脳内映像を勝手に再生して楽しんでいました。

 

1分ほどの前奏が終わり、ちょっと歌声が聞こえたと思ったら再び超絶ギターが炸裂。

決して速過ぎず、且つ非常にメロディアスで、実によき。

当時はそれほどメタルに聴きなれていなかった自分でも十二分にギターの良さを味わえるバランス。

 

 

そうこうしていると一気に場面が転換。ヒーローのようにカッコ良く戦っていたマシンがまるで苦戦を始めたかのように、怪しげなサウンドを放ち始める。

少し焦りを感じさせるような、飛行機が高度を失って急降下していくような、じわりじわりと追い詰められていくような。

 

ギターの音色一つで、迫力の映画のワンシーンを物語るかのような見事な展開。

 

そして5分間、たっぷりとギターサウンドを堪能させていただきつつ、楽曲はびしっと幕を閉じる。そしてふと気が付く。

 

あれ?これほとんど歌ってなくね?しかもインストってわけでもない。

 

一般的な歌謡曲ではまずありえない展開。これまたメタルなのである!と学ばせていただいた一曲でした。

 

 

 

ちなみに、メガデスという言葉を初めて知ったのは、実は漫画バスタードでした...

同士は居るか!?

Hangar 18

Hangar 18

  • provided courtesy of iTunes