シルバーウィークだなんだと言って、今の時分の大きめ連休がもてはやされるようになって早幾年...
連休ってのは嬉しいけれど、その分だけ連休明けの破壊力は尋常ではない。
この悲しみからは逃れられない。諦めよう。
癒しの曲で心を癒すとか、勇気が出る曲を聴いて心を奮い立たそうとか、そんな創意工夫はやめだやめだ。
もう...なんか...テンションで乗り切れ！
カナダのエクストリームメタルバンド、Strapping yong ladがお送りするZen。爆音に身を委ねてあるがままに流されていけば、気付けば週末ってことよ。
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こちら、時折訪れる「若きし日にジャケ買いした正直よく知らない楽曲紹介」のコーナーです。
一昔前は、もっとCDを売っている場所ってのが多かった。
田舎でもちょっとした町(街じゃないぞ、町だ、村のワンランク上だ！)の駅前に行けば、CDを売る専門の個人経営店が有ったりしたし、ゲームやCD、中古販売も兼ねた店舗も結構有った。
そもそも、田舎生活でも音楽を買いに行く店舗を選べたんです。今日は行ったことのないこの店に行ってみよう、とかね。
初めてのお店、店頭に並ぶ中古CDの列。見たことも聞いたこともないバンド名だって気にしない。なんとなくフィーリングが合ってしまえば、勢いで買ってしまう。
当然、当たりがあれば外れもあり。けれど、当たった時の印象の残りっぷりと来たらないし、外れたら外れたで、あの日あの時あの店で手に取ったあれは失敗で最悪だったなー、という想い出になる。
馬鹿話は置いといて、このStrapping yong lad。ジャンル分けがなんとも難しいバンドで、エクストリームメタルとは言ってみたものの...いわゆる打ち込み系というか、そっち系の雰囲気もあり。
これが正しい聴き方かどうかは別として、雰囲気とノリに酔いしれる、BGM的に爆音で流してテンションを上げたりしています。
個人的な用法の一つとして。平日の夜に仕事終わりで帰宅して、晩御飯を食べて、後片付けを前に「やりたくねぇ」と絶望に暮れる時。
こういう音楽を爆音で掛けまして(ヘッドホンでね)、ヘドバンとメロイックサインの衝動を抑えつつ、勢いで洗い物を済ませるという...なんか楽曲に申し訳なくなって来た。
そして1点、この曲に注意事項があります。
アルバムAlienの10曲目に収録されているこの曲、11曲目にはInfo Dumpという曲が控えている。
自分くらいのメタル中毒者になると、爆音の中で寝たりすることも簡単に出来る。以前、このCDを掛けたまま、寝てしまったことが有りましてね。
爆音に包まれて夢うつつ。そして始まる11曲目。11曲目は約12分もあるんだけれど、Alien(エイリアン)のタイトルにぴったりなエンディングトラックとなっておりまして...
皆さんも是非、一度うたたねしながらの11曲目を体験して欲しい...ような、して欲しくないような。
確定で悪夢を見ることになるので、ご注意を。
