今日から始まる月曜日。気合を入れて、一週間を乗り切るのに必要な物はなんですか?
Yes!Heavy Metal!
細けぇことは考えず、疾走感と爆発するようなエネルギーに満ちたメタルは何ですか?
Yes!Thrash metal!
ご機嫌なスラッシュメタルと言えば!?
Yes!Megadeth!
最強スラッシュメタルバンドの一角を担うメガデスの最新アルバムのタイトルトラックSick,The Dying...And the Dead!マジでSick!なこの曲でどんな強敵もワンパンよ。
メガデスって、ホントにメガデスよねぇ。ん?そう言われても解らない?そこは解れ!お願いします。
ギターの音色っていうのかな。セッティングとかの問題なんだろうけれど、メガデスとしか言いようのないサウンド。このアルバムのジャケットからも湧いてくるような雰囲気。
スカルから薫って来るちょっとしたホラーオカルト感と、少しSF感をまとった近未来的な音。ギターが鳴り出した瞬間に、「はいはい来ました!メガデスですよー!」という待ってました感。
ってかねぇ。今回のジャケットやばくない?めたくそカッコいいんだが。メイデンのエディしかり、メガデスのヴィック・ラトルヘッドしかり。メタルバンドのマスコット的なキャラクターってなんでこんなにカッコいいんだ。
このジャケットのヴィック・ラトルヘッドがunreal engine 5でゴリゴリ動いて夜の摩天楼を飛び回りながら戦うPS5ソフト。出たら買うよ?予約するよ?フィギュア付きの2万くらいの初回限定版とか予約するよ?
失礼、脱線しました。
この曲ね。本当にメガデスでカッコいいですよ。
もはやメタルアルバムあるあるに近い、「アルバムの1曲目は静かなスタート」を決めたかと思えば、しっとりギターサウンドからの寒暖差をたっぷりと見せ付けるメタル音が爆裂。
そこから繰り出される、「The メガデスのギター音」。この時点でこれはメガデスの曲だなぁ...としみじみと実感。聞こえてくるムスティンの声。
あぁ~これぞメガデス。落ち着くわぁ...自分家のトイレくらい落ち着く。
個人的なメガデスの好きなところとして、ギターサウンドが押して来るんだけれど、決して音を飽和させないところ。
色々なサウンドを散りばめ過ぎない、放り込み過ぎない。全音域から集中攻撃して来るようなタイプではなく、「必殺のギター」をしっかりと聴かせるための余白をたっぷり持った構成。
何やら騒がしく色んな音が鳴っていて、肝心のギターの音がしっかり届いてこないよ、なんてことは一切無し。リフも、ギターソロも、聴くべき音をしっかりと聴かせてくれる。小手先の演出なんていらねぇよ?と言わんばかりの王者の貫禄。
しかしこの曲は一点だけ、大きな大きな問題があるんです。
好きな曲って、頭の中でぐるぐる回ったりしますよね。音楽を聴いていない時にも、実際に口に出すかどうかは別として、まるで口ずさむように曲を反芻して楽しむことがあるはず。
で、この曲ね。ギターソロも終わり、締めのギターと共にエンディングを迎えて行くところが実に心地良くて口ずさみたくなるんだけれどね。その部分の歌詞がね。
Die...die...die...die...die...
これ、実際に口に出して唄って街を歩いたら、事案発生よ?