マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

チラシの裏_016 本人確認...本人って...なんだ?

先日、マイナンバーカードを申請しましてね。無事受け取りに行ってきました。この先の色々を考えた時に、マイナンバーカードがあった方が色々と便利そうなのでね。

この手続きに限らず、最近ちょっとした手続きをちょこちょことやっていたんだけれども、最近はスマホでかなりの手続きが出来るようになりましたね。

カメラ機能と写真を使って、オンラインで本人確認をやる、ようなイメージ。一方でマイナンバーカードを受け取る時には、本人が行きながら、通知カードに本人確認書類として免許証が必要、みたいな。

 

なぁ...ならもう全部免許証で良くねぇか?

 

免許証ってホント最強ですよね。免許証がないパターンにマイナンバーカードを用意するのは良いとして、免許証にマイナンバーやら何やら、あれこれ搭載しちゃえば良いのになぁ。

 

まぁ、そんなことを考えながら手続きしておりまして、ふと「本人って...なんだ?」というワケの解らない疑問が頭に浮かびまして。いやぁ、このニュアンスを文章で表現する自信がないなぁ。

 

家族や友人知人として、当然「その人本人である」ということは解る、というかその人本人じゃないと関係性は成り立たない。10年来の付き合いとか、古くから続く関係性とかはそうなんだけれど。

それ以外の場面では、別にもう、誰が誰であっても構わないし、仮名だって構わないし。仕事上、取引上、友人知人の関係性が保てるのであれば、誰が誰であって何の問題もないよなぁ...と思いまして。

 

 

昔で言う所の、芸能人が本名ではなく芸名で活動するようなことが、最近は一般でも多くなっているんじゃないかと思う。

SNSのアカウントとして世界とつながる人だって多いだろうし、Youtuberは多くの人に本人の姿は認知されていつつも、あくまでもYoutuberの〇〇、という形で認識されているし、Vtuberなんて言わずもがな。

それこそ仕事をしていたって、仕事上で個人を〇〇さんと認識出来れば何の問題もないわけで、給料やら税金やら諸々の手続きがされるならば、個人情報なんてあってもなくても良いよなぁ。自分が会社で「ジョニー」と名乗って仕事をしたって、みんながそうであれば問題ないはずだ。

 

何だか将来的に、そんな時代が来るんじゃないかと思ってしまう。社会的なIDは№で識別管理されて、名前は自由自在。親が付けることもあるでしょう、自分で名乗ることもあるでしょう。

今でも色々な人が自分で自分に名前を付けて活動をしているように、それがもっと普遍的になるんじゃないかなぁ。私の社会識別番号は00215896、今はアカウント「山田太郎」で生活している、みたいなね。

 

突拍子もないような事のようにも思えるけれど、別に普通のことか。芸名、源氏名ペンネーム、ラジオネーム、アカウント名...山ほどあるし。バンド名とかだって自分達で決めて好きなように付けてるんだもんな。

今までの自分・関係性を捨ててあらたな人生をあゆみたいって人も居るだろうし。今だってきっと正式に名前を変えたりすることも出来るんだろうしなぁ。

 

 

マイナンバーカードをぼんやりと眺める。腐るほど人間が居るんだから、自分自身の存在なんて、そりゃあもう道端の石ころと同じような物。

自分自身であることの認知とか、自分が生きていたことの証とか、そういうの、欲しいと思う時が来るのかなぁ。ブログなんて書いてる時点で、内心ではもう欲しがっているのかなぁ?この欲しがりさんめ。