ホントに偶然、今日もあったんですよ。関係値の低い相手との会話で、好きな音楽はメタルです、と答えた時のリアクション。
あぁ、ヘビメタね?へー意外だね。豹変するの?叫んじゃうの?w ←w!?
どうも、ヘビメタとか、ジャパメタとか、そういう言葉にアレルギーな時代がありました。ヘヴィメタルだし...馬鹿にすんなし...という幼い気持ち。
けれども、だ。日本の偉大なるメタルヒーロー達が作り上げた音楽は、確かに「ヘビメタ」とか「ジャパメタ」と称するのがしっくりくる、最高のヘヴィメタルの1つのジャンルとも言うべきものがあるのではないか、と思うのです。
ヘビメタ?おうよ。ジャパメタ?その通りよ。最高だろ?おぉん?
間違いなく日本のメタルシーンを引っ張るメタルスター、SEX MACHINEGUNSの待望の新曲、燃えろ!!ジャパメタ。
こいつを聴かなきゃメタルが始まりませんよ!
先日、この燃えろ!!ジャパメタリリースに浮かれて、少し前に発表されていたThe Graveに衝撃を受けてそちらを先に記事にしてしまうという失態。だって衝撃的だったんだもん...
さぁさぁ本日はいよいよ大本命の燃えろ!!ジャパメタを聴きますよぉ。
なんといっても正式加入したドラム、トーマスの存在がどう楽曲に反映されるのか!という所が個人的な聴きどころ。
先代のLEON期もすごい好きでした。もちろんメタルのドラムプレイなんだけれども、何と言ったら良いか?独特のセンスと言うか、緊張感と言うか、マシンガンズにはなかったエッセンスと言うか?
スピードやパワーはもちろん、「キレッキレのドラム」みたいなプレイが凄く良かった。未練FIREのイントロとかたまらんもんね。
そしてこれから訪れるトーマス期がどうなるが!というところですよ。トーマスといえばこれまた大好きファントムエクスカリバーのドラムを務めていたということも有って、もう一人で大興奮。
大好きなバンドの大好きなドラマーが大好きなバンドと...あぁもう鼻血出ちゃう!
そして完成したこの曲。何だか想像を絶する感動でした。
まずANCHANGの歌い方というか、雰囲気というか、比較的初期を連想させる仕上がりな気がするんです。ジャパメタというテーマも有ってか、原点回帰というか、俺達のメタルはこれだ!と言わんばかりのエネルギーを感じさせる。
開始の1秒、ちょっとみかんの歌を思い出しました。ひょっとしてちょっと意識して差し込んだりしてるんだろうか、このイントロ。
あくまでも王道で、あくまでもカッコ良く。リフを聴かせるところはしっかりとリフを前面に出し、歌を聴かせる時はしっかりと歌を前面に出して楽曲はしっかりと支えに回る堅実さ。いたずらに音を飽和させないところは、さすがの貫禄です。
そして待ってましたのギターソロ!
今回のギターソロの入り方、すこ...(語彙力喪失)
来るぞ...来るぞ...という期待感も煽りつつ、各メンバーが互いの息を読み合いながらここぞというタイミングを併せていくような掛け合い。これ絶対カッコ良く演るの激ムズのやつやで。ライブで見てみたいわぁ~。
そしてギターソロがひとたび始まれば、相変わらずのぶっとびっぷり。速ぇ速ぇ。うめぇうめぇ。そこにすかさずドラムが合流し、もう首が何個あっても足りはしない。
トーマスは若さとエネルギーに溢れるさすがのドラミング。
あぁ...今楽しいだろうな、燃えてるだろうな、やってやるぜ!っていう熱く燃える力をふつふつと感じる。
そしてその力にあてられたSEX MACHINEGUNSもまた、かつてなく燃え上がっているのではなかろうか。かつてのHeavy metal thunderのような、本当にド直球、ど真ん中ストライクの剛速球を放つかのような渾身の一曲ですね。
こんな彼らが、ここまで熱く、燃えろ!戦え!迷うことない!と叫び続ける姿を見ては、こちらも熱くならずにはいられない。
2022年も泣いちゃうくらい色々有ったけれども、そんな一年も残すところはあと一か月を切っている。彼らの熱い熱いメッセージを真正面から受け取り、正面突破で駆け抜けて行きたい。
というかね。若かりし頃からこれだ!とメタル掲げ、果てしない努力と研鑽を積んでよ?確かな実績も残しながら、多くの苦難も乗り越えながら、それでもメタルを進み続け、活動も数十年と重ねて、齢も50を超えてよ。
今も尚、今だからこそ、燃えろ!ジャパメタ!って、言い切れるって凄くねぇ?
数十年の技術と情念を秘め、圧倒的な存在感を持つANCHANG。
これまた化け物級のポテンシャルを持つSHINGO☆。
そこへ若きエネルギー溢れる真っすぐなトーマスが参戦!
しかも、そんな新体制を変わらずガッツリ支えてくれるのがあのSUSSYだなんて!
こんなエモい展開があるだろうか。この先、どんな音を聴かせてくれるだろうか。
あぁ...鼻血出ちゃう!