マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

Klee_サカナクション 超絶ご機嫌なロックサウンド

サカナクション。なんともインパクトのあるアーティスト名ですよねぇ。

ファンの方には怒られてしまうかも知れないけれど、あえて解りやすい雰囲気で表現するならば、ハイセンスな音楽性、独特の雰囲気、エンターテイメント性溢れるライブパフォーマンス、といった点が魅力でしょうか。

最近だと新宝島とかがは世間的には有名ですかねぇ。

 

けれど私とサカナクションとの出会いはアルバムkikUUiki。何の知識もなく、CDレンタルで聴いてKOされたわけですが。

 

無知な私は、むしろシンプルにカッコ良いロックサウンドに一目惚れ。

 

サカナクションのKlee。始めて聴いた時に一人のメタラーが「うぉぉ!」と感動したカッコ良きサウンド。是非お試しあれ。

Klee

Klee

  • provided courtesy of iTunes

 

このアルバムをきっかけにサカナクションを聴くようになり、独特の世界にもどっぷり浸かりまして。個性的な音楽性や秘められた世界の奥深さ等、それはもう色々な旨味があるんですけれども。

とかくこの曲を聴いた時の感想はもっとシンプルで、根源的な、音かっけぇなぁおい!なわけです。

 

イントロからしてかき鳴らす系のギター音。ステレオの片側からだけ流すという手法も、聴き手としては「はっ」とさせられるちょっとしたスパイスとして良いですよね。オシャンティー系で来るのかな?と思いきや、しっかりとしたバンドサウンドが展開されつつ、シンセサイザーでもたらされる安定の浮遊感。

 

歌が始まれば、そこはなるほどサカナクション。この独特の雰囲気、フワフワとした感じ、どこか綺麗で非日常な空気感は、サカナクションという名前に引っ張られているのか、海や水中を想起しますよねぇ。青くきらめく世界。時には爽やかに、時には冷たく感じる世界。

 

そんな浮遊感に油断していたら、サビではこれまたたたみかけるようなスネアの連打がお出迎え。こういう音は本当に大好物。

そして最高に気分を盛り上げられたところで、幕間ではこれまたキレの良いカッティングのギター音。シンセサイザーも合流して、メタルで言うところのギターソロパートもしっかりと堪能させてくれる。

いやぁ良き良き...と思っていると、一旦ペースはスローダウン。サビの連打とはまた違って、ゆったりとしたグルーブにバシンバシンと決めるスタイルのドラムでたっぷりとタメを持たせてからの締めのサビへ続く展開。

 

もうさぁ...これメタルって呼んでも良いよね?(怒られ)

 

ただただシンプルにバンドサウンドがカッコ良い!耳が楽しい!この音を聴きたい!という衝動でアルバムをヘビロテしていました。

悩んだ末にこのKleeを取り上げましたが、とにかく音が心地よい名曲が溢れるkikUUikiは自分の中でもサカナクション最強のアルバム。パーカッションのイントロが印象的なYES NO、盛り上がりや迫力満点のサビが心地よいアルクアラウンド、シンバルのカウントとタムが心地良すぎる表参道26時...

 

というか、サカナクションの楽曲自体が総じて「耳が楽しくて幸せ」になるんですけどね。

人生の幸せは中々手に入らないけれど、サカナクションを聞けば、ひとまずは耳の幸せは手に入るぞ!ついでにお菓子も食べてお口の幸せもゲットだ!

お口の幸せ!って、どこのメーカーのキャッチコピーだったかな...