マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

Halo_Machinehead ヘヴィネスを...ヘヴィネスをおくれよぉ~

最近、何かが足りない気がする。なんだろう。季節柄に適した音楽も聴いてるし、発表されて行く新譜も聴いている。おせちは良いけどカレーもね!の鉄板もクリアしたばかりだ。

そんな思いに駆られ、ここ最近に書いてきた記事をふと見返して気が付きました。

 

ヘヴィネスが...ヘヴィネスが足りねぇんだ!

 

新年に向けた明るい希望も、日々を過ごすためのサポートパワーも、この先に向けた期待も、とりあえず満ち足りましたのでね。ここらで一発重いやつ、行っときましょう。

モダンヘヴィネスの化身、MachineheadのHalo。重く、激しく、カッコ良く。更にモダンに、なんて。そんなの最強ですやん。


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1992年にアメリカはカリフォルニア州で生まれたMachinehead。もうこの辺りの時期からは音楽ジャンルも千差万別になって来て。色々なカテゴリー分けやジャンル分け、あれやこれやも複雑になって来てしまうけれど。

まぁまぁシンプルに言ってしまえば、前述の通り。重く、激しく、カッコ良い。そしてグルーブメタルなんて言葉もあるように、グルーヴィで、クールで、シャレオツでモダンな雰囲気。ニュアンス難しいけれどね。

 

メタルは兎にも角にも、何をおいてもリフですよ。まずはメインリフを堪能していただきたい。重いよねぇ、カッコイイよねぇ、そしてどこかオシャンティー。あー近代に作られた音楽だよね!という味わい。

その歌声も、デスヴォイスではないんだけれども荒々しく、自然な歌い方とは一線を画すような印象を与えるように唄い出しておきながら、サビではクリーンヴォイスできっちりメリハリをつけて来る感じ。

しかもサビではギターサウンドも雰囲気を一転させて、重いザクザク感じから薫り高いメロディアスな展開を見せ付けて来る。からのドラマティックな展開が待ち受ける後半部へと突入していくわけだ。

 

イメージと裏腹に、込められた技巧と音の巧妙さがえぐいのよ。

 

よく解らない低い音でゴリゴリと演奏して、荒々しい歌声で歌い散らかしてるだけでしょう?メタルだか何だか知らないけれど、何か怖い人達よね~。なんていう空想上の世間一般からのイメージが浮かびがちだけれども。

他の様々な音楽がそうであるように。本当に緻密に考えられ、練りに練られ、試行錯誤の上で音が配置されていき、めちゃくちゃくそ真面目に音楽と向き合った結果生まれて来る音、なんだよねぇ。

 

タイトルのHaloとは、神聖なイメージ。神様や聖人、聖なる者に後光が差すような雰囲気だろうか。MVをご覧になってお分かりの通り、そこを裏返したような物語。メタルはロックであり、根底にあるのはナニモノカへの反抗、反骨。

自分の人間性と社会との違いを認識し、それなりに上手くやることに慣れていくしかないのだけれども。ちゃんと心の奥底では、なにくそ!この野郎!今に見てろよ!?みたいな。牙をむくような心も持ち続けていたいよね。

Halo

Halo

  • マシーン・ヘッド
  • メタル
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes