今日も今日とて勝手に続けていきます、Arch enemy祭り。
来たる3/3(金)のZeppダイバーシティ東京での来日ツアーファイナルに向けて、思いの丈は募るばかり。
ここらで一旦クールダウンしましょう。しっとりと優しいThe 泣きのギター。
Arch enemyのSnow bound。これはいわゆるインスト曲なのですが、以前来日したライブで放ったこの曲は、色々な意味でとてつもないものでありました...
もう今更なことではあるけれども、大事なことは繰り返し繰り返し述べていくことが肝要だと思うのです。
手洗いうがい、趣旨消毒は大切に。
そしてメタルバンドのインスト曲は至高。
大事なことなので覚えて帰ってください。
さてさてこの曲。まずはクリーントーンのアルペジオが美しくなり響きます。ライブ版ではここのアルペジオ、アモット兄弟の弟さん、クリストファーアモットが奏でるんですよー。
Arch enemyは兄_マイケルアモットが旗振り役。リズム隊は今や鉄壁の布陣となり、数度のヴォーカルの交代を経つつ、二人目のギターポジションは割と目まぐるしく変遷を辿っているのですがね。その中で数度、実弟のクリストファーが登場するんです。
私のような素人の耳ですから、クリストファーアモットのギタープレイがあーでこーで...という技術的な正しいお話なんて出来ないのですがね。やっぱり兄弟が並び立って、しかもお互いがスーパープレイヤーで、一つのバンドでハーモニクスを奏でる瞬間というのは、どこまでも胸熱なわけですよ。
楽曲の冒頭に戻り。ライブ版では楽曲本編の前にクリストファーのアドリブ的なオープニングが差しはさまれ...この美しいアルペジオが奏でられます。そこでスッと現れて、歪みに歪んだ泣きのギターを奏でるマイケルが登場。
兄弟はお互いに相手をそれとなく見て、自然と呼吸と音を重ねていく。クリーンで優しい弟の伴奏の上で、魂が静かに燃えるかのように兄のギターソロが光を放つ。
この姿...本当に見てもらうしかないんだけれど...激エモ。からの激萌え。
メロディックデスメタル、という字面だけ見たら大虐殺でも起こしそうなジャンルの音楽でも、インストとなればこんなにも優しく美しく包み込む。これはメタルバンドあるあるでもあるとは言え、やはりArch enemyだからこそ為せる技。
来たるライブでも、きっと美しいインストタイムは用意されているのではないだろうか。アルバムにも収録されていたもんね。ワクワク。ドキドキ。