マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

カタストロフィ -終わらない情熱-_Phantom Excaliver メタルは裏切らない!

日曜日。人生で会社員最後の日曜日...になるかも知れない。会社に出勤という行為をするのもあと数日。いよいよ、いよいよです。

どうしたって力が入ってしまう。

どうしたって不安に駆られてしまう。

どうしたって弱気になって、この選択が正しいかどうか、疑問を持ってしまう。

ならば、こんな時こそ聖剣の輝きを浴びて、ご加護にあやかりましょう。

 

正に本日、ラウドパークのO.Aも務めた正真正銘の激熱メタル!

 

残念ながら私は参戦出来なかったけれども、吉報を聴いて、時間になれば何だかそわそわしてしまい、流れるTLを眺めながらニヤニヤニヤニヤしてしまいました。

 

2023年、新体制となって一層輝きを増した日本のヘヴィメタル界の聖剣、Phantom Excaliverのカタストロフィ -終わらない情熱-。自分の選んだ道に不安を持ってしまう時。そんな時にこの曲は...染みるのよ...

カタストロフィ - 終わらない情熱 -

カタストロフィ - 終わらない情熱 -

  • Phantom Excaliver
  • メタル
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

結成から相応の年月を経ている彼ら。しかし彼らの初期衝動は衰えることを知らず。今尚青春を爆走している。青春という概念には年齢は関係ない、ということは彼らの楽曲が示す通り。いつまでも夢に向かって、幾多の困難をしばき倒しながら、さも楽しそうに茨の道を進んで見せる。

中には、青春やら夢やらという言葉にアレルギーを持つ方もいらっしゃるだろうと思うけれど、シンプルに絶対に成し遂げる「目標」に向かって、綿密な「計画」を立てて、粛々と「実行」しながら、走りながら「軌道修正」をし続けているということ。

 

これ、冷静に考えてもめちゃくちゃ優秀なビジネスパーソンやないか。

 

はてさてこの楽曲。熱いです。どこまでも熱い。科学・理屈・分析・データ主義等が普遍的となった今だからこそ、一周回ってこの「熱さ」は世界を変える力を持っている気がしてしまいます。

何が熱いって、これまではメロディ的な歌はマツに任せ、デスヴォイスを主戦場としていた雰囲気のあるかっちゃんが、クリーンなマジ歌を全編に渡って披露してくれることよ。そして歌う歌詞がまた...ド直球。この現代にはちょっとこっ恥ずかしく思ってしまいそうな、真っすぐで正拳突きのような熱い言葉を惜しみなく届けてくれる。

 

もうね、歌詞についてはホントに一回聴いて見てください。本気で頑張って生きてる人であれば、ぐっと来ないはずがないですよ。自身と重ね合わせたりしたら、秒で泣いちゃうよ?

もし、この歌を聴いて熱くなるあなたを、「うわだっせ」みたいに見て来る人が居たとしても、その人はもう住む世界が違うんですよ、放って置きましょう。自分が読まない漫画のキャラみたいなもんです。違う世界で生きて行きましょう。

 

あー、ついつい前提にしちゃってるので忘れがちですけど、メタルの音もサイコーよ?

 

スタートでメッセージをぶち込んでからのメタルで炸裂するパターンは、もう言わずもがなの美味しい展開だし。ザクザク刻むヘヴィネス部分からヒロイックに展開していくサウンドの妙は、もう彼らの十八番。

ジャンプ漫画的に王道ストーリー展開する「メタル音」を創るというスタイル。王道なようでこれを正面から演れるひとは中々いない。彼らの個性として出発し、時間を掛けて磨き抜かれた今、円熟味すら漂う風格がありますよ。

 

かっちゃんがメインを張り、マツのハイトーンパートが少な目だからこそ、逆にいつものデスヴォイスターンのメリハリが聴いていて、また違う味わいにもなっております。どっちのパターンも出来るということは、引き出しの多さに直結しますからね。

 

 

ということで、彼らの楽曲は今日もまた、暗闇の中でもがき続ける我々に光を射してくれるわけです。Phantom Excaliverはとにかくバフ効果がえぐいのよ。

天下を獲って天上人になった人から「君たちも頑張れよ?」なんて言われたとして。納得はしても、心から熱くなりますかね?今尚走り続ける彼らが、今正に成し遂げるプロセスを魅せようとしている彼らが唄うからこそ、俺も今走ってっから、お前も走ろうぜ!と叫ぶからこそ、こちらも燃えざるをえないという物。

 

というか、ラウドパークに出ちゃうなんてさぁ...マジで熱ぃよねぇ...