マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

なぜ現実はモンハンのように行かないのか?

いやぁ、面白いですね、モンハンサンブレイク。モンハンライズに引き続き、珍しく発売日に購入して楽しんでおります。

 

そもそもが、新発売のゲームを発売日に購入して遊ぶなんて、何十年ぶりかっていうことではあるんですけどね。そりゃ無職だからやろがい!と言われてしまいそうですが、実はそんなこともなく。

ゲーム自体は仕事をしている頃からもやっていました。7:30頃には家を出て、22:00を過ぎても仕事を続けていたような時期にも、バッチリ楽しんで居ました。

とはいえ、1年以上前に発売されたゲームが散々遊び尽くされて、セールで安くなってからのんびりプレイ、というパターンがほとんどでしたね。

 

そんな中年らしい付き合い方をしている私ですから、楽しい楽しいとは言っても、猛烈なプレイはしておりません。仕事を離れて時間がある今でも、1日に数狩りずつ、少しずつ楽しんでおりますので、まだまだストーリーもクリアはしていないくらいのペース。

 

MRに入って、新しいモンスやスキルが登場。スキル構成を一から練り直して、見た目やプレイスタイルに応じた装備構成をあれこれと悩む時間...あぁ!楽しい!

ふとネットを紐解けば、攻略情報が溢れています。優秀な装備、効率的なプレイ、最短クリアに必要な情報等々。でも、そんな情報はどうでも良いんですよ。利用しても、しなくても良い。

 

世の中には神プレイと言われるようなプレイが溢れ、とんでもない上級者達に溢れています。でも、それと自分は関係がない。自分がそうした上級者達には一生及ばないことなんて、当然だし、どうでも良い。

ゲームなんて自分の好きにプレイして良い。この武器種ならこのスキルを付けるのが鉄板!というのはあるけれど、それを使っても、使わなくても、楽しめれば良い。ライトボウガンで散弾を使いまくっても良いじゃないか!

なんだったら、飽きたら途中で投げ出してしまえば良い。別の新しいゲームにほいほい手を出してしまえば良いんです。

 

鉄板のプレイスタイルや耳寄りな攻略情報を知らず、知っていてもあえて従わず、強力な敵に立ち向かい、三乙。でも楽しければ良い。それでゲームをクリア出来ずに終わってしまったとしても、楽しい時間が過ごせたならそれで良い。

そりゃあ乙りたくは無いけれど、別にそれを過度に恐れることなんてしない。またやり直せばそれで良い。むしろやられながら敵の動きを覚えて行くもの。

どんなプレイをしていたって、誰に何かを言われる筋合いもなければ、言われても気にする必要なんてない。

 

こんなこと、もう当たり前。本当に当然のこと。けれどもふと思ったのは、

 

現実社会もそれと同じことなのに、そうも行かないよ...というのは何故なんだろう?

 

トライ&エラーが基本。失敗なんて恐れるな。

世の中の常識も、定石も、こうやるべき、という情報も、好きに使えば良い。

世界一になれなくたって、大成しなくたって、過程が楽しければそれで良い。

人生の価値観はひとそれぞれ。自分で考えて自分の好きなように生きれば良い。

それに対して誰かにとやかく言われる筋合いなんて無い。

 

今やどこでも言われることだし、概ね正しい考え方ではあると思うんです。

でも、本当にこういう指針を貫ける人って、一部の超優秀な人とか、めちゃくちゃポジティブな人とか、そのくらいだと思うんですよね。

 

現実は、そうも行かない。それも良く解る。解るけれど...なんでなんだろうなぁ!?

 

それなりに正しいはずなのに、そうは行かない現実。

戦争なんて無い方が良いし。みんな幸せに越したことはないし。強者が弱者を助けてあげられたら最高だし。出来るだけ嫌なことはせず、楽しいことだけして生きて行ければ良いし。よそはよそ、うちはうち。言うほどみんな他人に興味は無いし、言うほどあれこれを気にする必要なんて無いはず。

 

そうは言うけどねぇ、まぁ、現実はねぇ...という所で終わるのは、勿体ない気もする。とはいえ、現実を打破するべく拳をあげる...のも歪みを生み出す気もする。

もっと緩く、もっとふわふわと。縁側でひなたぼっこをするように、生きて行けないものか...

 

世界が変わる必要なんてなく、自分がそう生きられれば、それで良いだけなのだから。何か手はある気がするんだよなぁ。諦めたく無いなぁ。

四十にして惑いまくる日々。ただ、モンハンは楽しい。誰か、天鱗をください...