マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

【10-FEET_太陽4号】この夏の私的テーマソングが決定したようです

少し前から思っていて、記事にも書いたことがあるのですが、ここ最近はマイブームテーマソング的なものが鳴らないな、と。

古いとか新しいとかは関係なく、自分がその時その時に妙にハマって、耳に付いて、仕事中でもいつでも頭の中で鳴り続ける曲。物心ついたあたりから、常に何かしらの音が鳴っていたのだけれど、ここ数年はぱったりなくなってしまったのでした。

 

それが、最近ちょこちょこと蘇って来るようになりましてね。

ふとした隙に頭の中で音楽が流れ始めてくれたのですよ。

そしてここ最近、昔から聴いていたし知っていたし、好きではあったのだけれど、妙に耳について離れない曲がこちら。

10-FEET』の『太陽4号』。

いわずとしれた名曲ですが、やっぱり良いもんは良いっすね。


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普段はどちらかと言えば激しい音を好みますし、歌詞も複雑怪奇...とまでは行かないにしろ、ストレートな言葉よりも抽象的な言葉を好むというか、概念的にふわっと認識するようなタイプが好きな私。

シンプルな音をちょっとつまらないと感じてしまったり。

素直な言葉が軽いと思ってしまったり。

完全に私の勝手で適当な好みの問題ですけどね。

 

とはいえ。

色々な経験を積み重ねて、多くのひとの心も動かして来た、「良い歳をした表現者」が繰り出す音と、取捨選択して編み込まれた歌詞が、魅力的でないはずもなく。

その一言一言が、人生の色々なシーンにぐっと刺さり込んで来ますねぇ。

この曲を聴いたそれぞれの方々が、それぞれの場面を思い出し、何かを思い、咀嚼していくのでしょう。

 

あ、良い曲だな。と自分が思う曲を調べてみると、ある意味当然、みんなが「良い曲だ」と感動しているのを見付けます。

こんなにド陰キャでクソみたいなムーブを晒して来た私に刺さる歌が、多くのひとにも刺さっている。

人間とは本当に不思議なもので。

生きれば生きるほど、人生十色でみんな違う、解り合うなんて無理だと思うし。

生きれば生きるほど、人間なんて自分を含めて大差のない生き物だとも思うのです。

みんな同じようなものならば、私だって、まぁまぁ、細々と生きて行ったって良いでしょうよ。と、思いたいのですよ。

 

長期連休で独り暮らし。

特にやることもなく、独り寂しく食べて、眠る。

生活リズムも不規則になりがちで。

普段は中々お目にかかれない、夜更けなんかに目が覚めたりして。

そのまま何となく行動しちゃって。車にガソリンを入れに出掛けたりして。

車の中で、この太陽4号が流れたりして。

夜が明けそうな空を見ながら、ホントだよなぁ...と歌詞に共感するのです。

 

夜が明ける前に 教えて ここで、この場所で、間違ってないと

太陽4号

太陽4号

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