マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

チラシの裏_021 効率プレイを縛っていくスタイル

2023年仕事始めというわけで、行ってまいりました。年の初めからガッツリと問題解決に取り組むというガチめのスタートを切りましたが、こんな業務に勤しむのも正味で数えればあと数十日。

大きな変化が待っている今年。どんな一年にする?何を目標にする?今年のスローガンは?なんて。昭和生まれの自分としては、やはりそんなベタベタなことを考えてしまう。

 

今年の方針:効率プレイは意図的に縛って行きたい。

 

いやね、大事ですよ効率。時間は人類に唯一平等に与えられたもの。最小のリソースで最大のアウトプットを。最新技術と最新情報を駆使して効率的にことを進める。しっかりとした計画と効率的な方針を基に、最速でスキルアップを。うん、間違いない。その上で、意図的に縛りたい。

 

無駄なことばかりに時間を使おう、というわけではないですよ。効率を追うべきところはちゃんと追うし、今まで身に付けて来たスキルだってちゃんと活かしていく。けれど、なんていうのかなぁ...上手く言えないけれど。

 

ドラクエをプレイする上で、メタル狩りっていうのはとても大事な要素ですよね。効率的にレベルアップして攻略が楽になるし。やり過ぎて「俺強ぇ」を楽しむのも良し。「メタル狩り」というコンテンツそのものが面白さを持っていたりもする。

けれどその一方で、過度なメタル狩りは本来のプレイの面白みを損なう可能性だってある。バランス調整された戦闘の面白さを味わえなくなってしまうし、あまりに強化し過ぎてしまえば作業感ばかり増えてしまうことだってある。

 

やるもやらないも、自分自身で決めて良い。当然だけれどね。ドラクエという世界観を存分に楽しみたい人、社会人で忙しく限られた時間の中でちゃんとクリアまでプレイしたい人、二週目プレイで最強育成が目当ての人。事情も考えもそれぞれだもの。

 

メタスラが現れたら大興奮で狩りに行く、けれど意図的なマラソンは禁止にする。

 

そんなイメージ。まぁ至って普通のプレイと言われればその通りだ。けれどそれなりの年齢になった上で、ドラクエをやり込んだ上で、これをやるのには少々の覚悟が必要だと思いません?

リムルダール近辺でドラゴラム使いたくなるでしょう?ゆうしゃの荷物をせいすいだらけにしちゃうでしょう?まじんぎりとか雷光一閃突きとか、狙って取得しちゃうでしょう?それをぐっと我慢するわけ。

 

 

旅行をして、観光地に出かけて、効率的に名所を巡って、経験値を積んでいくようなスタイルではなくなって行く。道中を楽しむ。そこで目にしたもの、出会ったものを大切にしていく。ならば、そこにはもはや旅行という行為は必要だろうか?

バガボンドを想い出す。天下無双。偶然の勝ちの積み重ねではなく、勝つべくして勝つ。戦う前から勝ちが決まっているならば、そこに戦いは必要だろうか?

 

こうしたことを考える時。劇中の武蔵のように、にょろっと頭の中で現れる「面影」がある。その面影は、今日も穏やかな顔を見せてくれている。

うん、どうやらきっと、この方向へ進んでも大丈夫そうだ。この穏やかな顔を見せてくれている限りは。

上手く出来そうな方ではなく、周りがそちらへ行け!という方でもなく。自分がドキドキワクワクする方へと舵を取る。あぁ、なんて贅沢なことでしょう!