マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

東京出張危機一髪

昨日は急遽都内への出張でありました。

前日から嫌だな~嫌だな~と思いながら当日を迎え、AMは比較的順調に終えたかと思いきや、PMから急激な体調の悪化に見舞われまして。

なんとかやるべきことを終え、小一時間動けずにカフェでうずくまり、あまりの体調の悪さに自腹でグリーン車料金を支払い、ほうほうのていで家路に付いたのでした。

 

今だから「大変だったなぁ」で済むのだけれど、当時はかなりのピンチ。

頭は割れるように痛いし。

今すぐにでも吐きそうなほど気持ち悪いし。

腹痛の感触もありながら、寒気までする始末。

家にたどりつくまで、というよりも先ほど目覚めて「まぁなんとか大丈夫だ」と確認出来るまで、「救急車」という言葉がちらつくほどには苦しかったのです。

あそこまで直接的に体調を崩したのは、かなり久しぶりでありました。

 

一晩休むことでかなり改善されたのを見るに、精神的な負担が大きかったのでしょう。

大人になって。仕事もして。色々なこともあって。すっかり平気になった「ふり」をしていたけれど。都内に出張で仕事なんて、そもそもが私には難易度MAXなミッションなのですよ。

未成年の頃。ひとや社会が怖くて引きこもった私。

家の外に出られなかったのに、大都会の人混みなんてホントは難易度Sランク。

そしてそこで仕事をする。ひととガチコミニュケーションを取る。これはSSランク。

乗り物に弱く、遠足では酔いに怯えて何も出来なかった私が往復で半日掛かる、しかも満員電車での移動。もはやSSSランクです。

 

以前、片道1時間弱の電車通勤をしていた頃。かなり遅い時間の帰り道。

いち早く帰りたい、電車も満員ではないレベルなのに、どうにも体調が悪くて途中下車。駅のホームのベンチで休み、また乗って...を繰り返すことが、決して珍しくもありませんでした。

不思議とふと思い出すこの感じ。忘れていたわけではないのにな。自分の弱点を、わざと見ないようにしていたのかもしれません。

そんな、本質はとても弱い弱い私。そりゃあ体調だって崩すわなぁ。

 

かといって、「そういう体質なんで、出張とかムリっすわw」なんて笑って済むような世の中でもなく。

「うるせぇ!そんなことなんて知らねぇ!死んででも仕事しろ!」というノリがNGとなってくれる日は訪れたとしても。

「ならば仕方ないですね。無理強いはしませんので、我々はそれが出来る他の方と仕事をしますね」というド正論は不変なわけで。

 

いや、ホントに。頑張ってたんだなぁ。無理してんだなぁ。かつての私は「そうしてでも守りたい生活が有る」という幸せを、確かに享受していたんだなぁ。

 

自分、よく頑張ったな!そしてあの頃は確かに辛くても幸せだったな!

 

せめて自分を褒めてあげて、この惨事を締めくくりましょう。

この先どうするんだ?という難題は、この先の私に取り組んでいただいて。今はまず、ゆっくり休ませてもらいましょう。