マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

中年なりの街作りゲームの楽しみ方

今週、ちょっとした勝負所を迎えようとしているところ...ではありますが、基本的に無職な私。ぐだぐだとつまらない考えを巡らせ、時間を持て余し、〇欲を(ry

 

ということで、精神を平静に保つため、必死な前向きな時間潰しとして、ゲームにいそしんでおります(忙しい皆さんごめんなさい、これでも私なりに必死なんです...)。

往年の名作シムシティの近代盤的なCities Skylines PS4版。ぼーっとプレイするようで、あれこれと頭をフル回転させるようで、楽しみつつ、メンタルも保てる事が出来て一石二鳥。おススメです。

先日最新作が発売され、このゲーム自体は旧式とも言えるのですが、その外観は十分に細かく魅力的で、作った街を眺めているだけでも楽しいものです。

 

こうしたゲームの楽しみ方、と言えば。

自分好みの外観や構成に仕上げて、素敵な街を作りだす、という王道な楽しみ方。

住人を増やす事と資金繰りを突き詰める、頭脳プレイ。

突拍子も無い独特な要素を盛り込んでみるお遊びプレイ。

 

色々なパターンがあるかと思いますが、中年となったこの私。少年だったあの頃とはまた違った、拗らせた遊び方をしているのです。

 

それは、街と暮らしにガチ感情移入する人生プレイ。

 

ゲーム上で生活する人々はただの「絵」ではなく、詳細に設定された思考を基にそれぞれの人生を生きるのです。シムシティ世代の自分としては本当にびっくり。

 

仕事や買い物のために移動したり。

車で移動するならば、位置関係等から最短時間のルートを辿ったり。

バスや電車等の公共交通機関の使用を選択したり。

仕事に就くにはちゃんと教育度合いが関係したり。

ゴミや上水下水の管理はもちろん、医療からお墓に至るまで、何とも細かい。

画面に映る小さな人々の一人一人に、人生を感じるのです。

電車に乗り込んでいく人々。遊びかな?仕事かな?混雑していないかな?

 

サッカースタジアムから出て来てバスに乗り込む人々。めちゃくちゃ混んでいて大渋滞、乗り込めない人々が大量発生。こういう時、しんどいよなぁ...

 

地面に空いた穴のような階段は地下鉄の入り口。多くの人々が出入りを繰り返す様を見ているだけで、時間が溶けて行きます。

 

工場があって、お店があって、働くひとが居て。それぞれの役割を必死にこなすことで、結果としてみんなで助け合って居るんだなぁ。さて、自分はどうか?

 

うわぁ...火事が発生かぁ...ある日自分の家が燃えてしまうだなんて。なんと大変なことだろうか...(近い関係の家で火事の経験あり)

 

街の財政が破綻したら、全員の生活が破綻してしまうということ。行政に関わる人達は、責任と闘っているんだなぁ。さて、自分は何かの責任は負えるのだろうか?

 

病気だったり、寿命であったり。どんどんと亡くなって、流れ作業のように火葬場やお墓へと運ばれる人達。自分もその中のひとりでしか無いんだよなぁ...

 

 

ひとの営みのような物を俯瞰して眺められるようで、これがまた意外と悪い気分ではないんですよね。

マイナス思考に陥るのを避け、少しでも楽しい時間を過ごすためにプレイするゲームの中で、結局はあれやこれやと思考を巡らせてしまいます。

 

しかし...さぁ。この渋滞問題の「どうにも出来なさ」っぷり...リアル過ぎん?