今日はちょっとした戦いの日でありました。
静かな不戦敗が続いた日々の中で、久しぶりの直接対決!というと聞こえだけは良いけれど。実際は大したことはない、ちょっとしたことではあるんですがね。
勝つか負けるか...の結果が出るのは少し後。
吉と出るか凶と出るか...の結果が出るのは、いつになるのやら。
自分の判断や選択が、最終的にどうたったか?の答えなんて、いつまでも解らないものかも知れませんね。
とはいえ。
ちっぽけだとしても。
今日という日を戦ったという事実は事実。
何はともあれ、今日生きた事を、出来た事を、自分で自分を褒めてあげないとね。拗ねてしまいますから。
今日を戦った全ての方へ至高の力を与えてくれる音楽。聴きましょう。
エレファントカシマシの戦う男。
労働後のビール。力仕事の後の焼肉定食。頑張った後のエレカシ。間違いないよ?
この曲、確かに素晴らしいんですが...スタジオ音源では物足りないにも程が有ります。
そんな事を言い出したら、エレカシの曲は全てそうなんですけどね。ライブで聴いてこそ、その真価を感じることが出来るという物です。
イントロの刻むようなカッコイイギターサウンド。
スネア連打を叩き込むように引きずり込んでいくドラムプレイ。
オープニングから確かにカッコいい展開ではあるのですが、これがライブとなるとこんなに生易しい物では済みません。
泥臭く長き時を戦い抜いて来た漢達が放つ、全身全霊が込められたライブに於いて、最高潮に高まったテンションから放たれるこいつのイントロと来たら。
冗談抜きで、音でぶん殴られる感覚ですよ。
物理的に音の衝撃波で殴られるあの感触。経験者であれば共有出来るでしょう、あの感覚。たまりませんよねぇ。
どこまでもアツく!
荒々しく!
戦え!
燃えろ!
負けるな!
と焚きつけて行く怒涛の楽曲。
けれどもこれはエレファントカシマシ。爆裂していくような音楽の中に差し込まれるひと言が、我々の心を優しく鷲掴みにしていくのです。
優しい思い出を抱きしめて旅立とう
これですよ...これだからエレカシはやめられねぇ。
今が充実しているひとも、そうでないひとも。誰もがみんな、人生のどこかでは「優しい思い出」を持っていますよね。
例え今は辛くても。
かつて満たされていたあの思い出を大切にしながら。
旅立とう。
この場所を離れて、次の場所へ、明日へと進んで行こう。
まるで人生の最大公約数を取ったかのうよな展開。この言葉が微塵も当てはまらないひとなんて居ないでしょう。
今日を戦ったひと、今日を生き抜いたひと、みんなまとめて偉いんです。
それだけで◎をもらえるはずなんです。
そうじゃなきゃ、おかしいでしょう?
今日を生きた自分を褒めてあげながら、また明日を迎えて行きましょう。ね?