今年もやって参りました、秋の入り口。
暑くて暑くて仕方が無い、エアコンを付ける以外に手段はない。そんな日々に苦しんでいた中に突然訪れる、「朝晩の涼しさ」。
なんだこの涼しさは!?と喜び勇んで窓を開け、走り込んで来る心地よい夜風に癒される、そんな季節が来たのですよ。
しかし、そんな季節には決まってアイツが現れるのですよ。そう、カメムシ。
ここ数年、わたしを悩ませているのは、いわゆるカメムシで連想する緑のあいつでも、野菜に群がる茶色いあいつでもなく、500円玉サイズの黒いあいつ。
でかい図体のくせに、いつも網戸の内側に侵入してくるんですよ。お前の網戸なんていつでも突破できますけど?ってイキって来るんです。
そもそも、田舎の畑のど真ん中に立つ家ですから。絶対数がめちゃくちゃ多いんですよ。家の外壁とかにもめっちゃ付いてるし、外をあるけばめっちゃ見かけるし。
軽く検索して見ると、網戸の内側にカメムシが居るんだけど!?的なお方は他にもいらっしゃるらしい。
それなそれな。共感MAXで読んで行くと、網戸に忌避剤を使うとか、隙間をスポンジとかで埋めるとか。ふむふむ、確かにそうなりますよね。
でも、あらためて網戸をチェックするんだけど、隙間なんて一切見当たらず。
デフォで装備されてる虫よけのブラシみたいなやつもバッチリ。
これが北斗の拳のヒャッハー達のモヒカンの毛先みたいなブラシなら、押しのけて侵入するビジョンも見えますが、現状のブラシは往年の大門バリの角刈り状態。まず侵入を許すような状態ではないのです。
侵入は複数個所の網戸で確認しているので、特定の網戸や箇所に問題があるわけではなさそうで。
その巨体さ故に、一度侵入を許した場合の厄介さや嫌悪感は抜群。網戸上で発見出来れば楽勝ですが、部屋に侵入された日にはもう大変。
でかいし、飛ぶし、刺激すれば臭いし。ちょっとした殺虫剤がかするくらいじゃ効かないし、必殺の掃除機吸引をしようにも、中々の抵抗力を見せて来る。
侵入されては、「ちくしょう!いいもん!もう窓あけないもん!」と逆切れしては、秋風の気持ち良さに負けて開けてしまい、また侵入されての繰り返し。
あの巨体に、網戸に吹き掛けて残留する程度の忌避剤が効くとも思えないけれど、信じてみなけりゃ始まらぬ。
こうして秋風を手に入れるため、終わらぬ大自然との闘いが始まって行くのです。
あ~、マジで絶界とか習得したいわぁ。