良い事と悪い事は表裏一体。
良い事があれば悪い事もある。
楽があれば苦もある。
サツマイモの収穫があれば、芋づるの始末という苦行があるのです。
ご経験がある方ならばご理解頂けるかと思います。あいつら、マジでやべぇっすよね?
サツマイモを植えるような地面と土があるんでしょ?適当に埋めとけば良いじゃん...なんて思いますよね?私も初めてサツマイモを育てた時はそう思っていました。
そうは問屋が卸さないのが、IMOZURUという奴なんですわ。
そもそもあいつら、穂(つるの切れっ端)を土に植えておくだけで、めたくそに育ってたんまりと実を付ける生命力モンスターですよ。適当に土に埋めたくらいでは余裕で生命活動を維持します。
細かく切り刻めば大丈夫...なんだけれども、一年を通して育ったやつらのメインのつるはマジでスーパーアーマー。一本一本はもちろん切る事が出来ますが、わっさ~と群がったつる達を刻むのは、気の遠くなる労力が必要となります。
ガチレベルの耕機機とか畑をお持ちの方ならば問題ないのでしょうが、一家庭レベルではこれが中々に難儀するのです。
そういうわけで、今回は可燃ごみとして出してしまうことに。そうすれば、百均の安くて大きいビニール袋に詰め込んで、ゴミ捨て場に出すだけですから、幾分かマシというもの...なんですが、これがまた簡単にも行かず。
つるを切ったり、ほどいたりしてビニール袋に入るサイズにしながら詰め込む作業。想像していた通りにハードな物でした。しかし作業のハードさなんてどうでも良いのです。
本当の敵は...Yes!大量の芋虫。
この季節、育ち切って茂りまくったつるには、大量の芋虫が発生します。大小様々、色とりどりの芋虫が、なんとまぁ...冗談抜きで数十匹では済まないレベルに大量発生。穴の開いた葉と輝く黒い彼らの糞が、その勢力の大きさを物語ります。
そんなつるを袋に詰める作業。彼らとエンカウントしないはずがありません。
視界に入るなんて当たり前。軍手ごしとは言え、おさわりも有るでしょう。踏んでしまうことも有るでしょう。つるを引っ張れば、その勢いでこちらに飛んで来ることだってあるでしょう。
ド田舎住まいの私とて、芋虫なんて出来ることなら見たくもないですからね。体力とSUN値をゴリゴリに削りながらの作業になりました。そして生まれる後悔の念。
来年は...さつまいもは辞めようかなぁ...