マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

幸福の反動はいつも苦し

今週...というか先週というか。久しぶりに楽しいと思える特別な時間を過ごすことが出来ました。

もちろん、いや...もちろんというのも寂しいけれども。「ハッピー!Yeah~!」という絵に描いた幸せではなく、「まぁ...こういう時間は生きてて良かったと思えるな」というしょぼめな幸福ではありますが。

 

前々から楽しみにしていたその時間が終わってしまった今。まぁ無残な心持ですよ。

誰もが経験しているはず。そう、夏休みが終わってしまった後の気持ちね。

大人になってからは大型連休が終わってしまった後のあの気持ち。

終わる楽しみ。また訪れる苦痛の日々。

この世の終わりかと思いますよね。

 

この気持ち、温度差があると思っていまして。

「そういうもんだよね、わかる~」的な方が過半数、残りの一部の中には「本気でこの世の終わりだよ」と感じるレベルの方々がいらっしゃり。私も当然後者でありました。

 

良き時間もこんなにあっさりと終わる。そう、この人生も同じように終わるんだ。

 

マジで、小学生の頃からそう思っていました。正確には、夏休みの「終わり」から想いを馳せて、いつかタヒんでしまう恐怖まで至る。嫌な子供でしたねぇ。

 

それは今も同じ。そうして終わってしまうのならば、そこまでの過程に意味はあるのだろうか?その過程に「苦」が必ず含まれてしまうのならば尚更...だなんて考えるだけ、今の方がタチが悪いという物です。

 

そうこうしている今、年老いた親が大きな手術に挑んでいる真っ最中であります。

今回は別の兄弟が立ち会ってくれるので自分は自宅待機です。

自然と将来を想像しては、老いた後に孤独に手術に挑む自分が脳裏に描かれます。

やめやめ、そんなこと考えたって誰も幸せになりません。テレビでも見ましょう。

 

テレビに映るは、華やかな若い女の子が流行りの食べ物を美味しそうに頬張るキラキラした姿。一方自分は、畑で獲れたサツマイモで腹を満たしている現実...

 

このサツマイモが地味に旨いのが、また腹が立つんですよ!

キラキラした世界に飛び込みたい...と思うよりも、「このイモふかしてバターでも混ぜれば十分旨そうだ...」なんてニヤリ。

 

華が...華がねぇなぁ!

 

もうすぐハロウィン、仮装のひとつでもしてみなさいよ。

白塗りして。金髪モヒカンにして。トゲトゲ付けた革ジャン着て。

...ちょっとだけやってみたいかも。