どちらかと言えば悪い意味で。明日が楽しみー!ではなくて、明日かぁ...という感じ。もう人生で何回目なんだろう。この「しんどめの明日」を迎える前夜。
記憶をたどると、始めに訪れたのは「予防接種の前日の夜」だった記憶があります。注射は痛い。怖い。明日が嫌だなぁ...小学校低学年ですね。
明日はマラソン大会...嫌だなぁ。
明日から知らない環境の中学校...嫌だなぁ。
明日は入学試験だ...嫌だなぁ。
何度も何度も繰り返した、このそわそわする、眠れない夜。気持ちの良い物ではないですよね。
初めの頃、小さい頃は本当に「嫌な物は嫌」で、今でこそ注射なんてどうってことはないですが、幼かった私はこの世の終わりが来るかのように、恐怖におののいていた気がします。
そんな「嫌な前夜」は歳を重ねるごとに回数を増やして行きます。
明日は国際会議場で学会発表だよ...嫌だなぁ。
明日から社会人だってよ...嫌だなぁ。
明日から新しい職場で勤務だよ...嫌だなぁ。
明日は昇格試験だって。圧迫面接らしいよ...嫌だなぁ。
明日は検査結果が出る日だ...
明日は手術の日だ...
明日は遂にお葬式...
なんというか...想い出のフタを開けると目も当てられない悲惨な状況ではあるのですが、逆に想うのです。
まぁ...あれに比べれば屁でもねぇわな。
これ、自分的にも要注意だと思うのですが、「あんなに辛い事を乗り越えたんだからこの程度の辛さは平気だぜ」的な考えは大嫌いなんですよ。それって、足を骨折して痛がっている人に、指の爪が剥がれるくらいいいっしょ?って言うようなもの。泣きっ面に蜂ですわな。
ニュアンスの問題ですが、「あれが出来た自分なら、今度のこれもやってやれるはずだ」という前向き思考に持って行きたい。
落ち着け、冷静に考えて、自分は今までそういうことは嫌いだけど得意、だったはずだ。いつも通りに行けば大丈夫。
それに、あんなに地獄のような状況でも、やるべきことは出来ただろう?今回だって大丈夫さ、自分ならそれなりに上手くやれるさ。
明日、一勝負して来ます。
その結果が出るのは少し後...というか、それが正解だったか不正解だったかが解るのは、本当の意味ではずっとずっと先のことかも知れないけれど。
とにかく。
明日。
久しぶりの一勝負、して来ます。
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