ありがたいことに大型連休ということで、久しぶりに知人と触れ合う機会を頂きました。
それなりに年齢を重ねた者同士のトークテーマは「健康の話」に傾きがちというあるあるが有る通り。それはもう、年齢相応のじっとりとした暗いトークを繰り広げて参りましたw
どこそこが痛い、胃腸の調子があーだこーだ、だとか。
あれが不安、これが不安、この先のあれこれが今から嫌過ぎる、だとか。
仕事の不満、家族親族への不満。
いやホントね、マジで誰得ですよ。
若いころはもう少し、ド陰キャと言えど希望があった気がしますよ。
浮いた話や恋バナなんて物までは行かないとして。
あれが欲しい!とかあれがやりたい!これが面白い!とか。
前向きで希望を感じる話をしておりました。
ただ、希望を失い、欲しい物もやりたいことも「失った」というのとは少し違いまして。過ぎ去ったな、通り過ぎたな、そんな季節はもう終わったな、という感じ。
欲しい物が全部手に入ったわけでもなく。むしろ無い物ばかり。
やりたいことが全部出来たわけでもなく。むしろ諦めたことばかり。
それでもまぁ、自分なりに頑張って、人生後半戦まで来ましたね、という感じ。
上手く言えないけれど、そういうものなのでしょうね。
そして、あぁ~ゴールデンウィークもすぐに終わっちゃう、と定番の嘆きに励む。
我々ほどの陰キャのプロとなると、連休の楽しみのピークは連休前夜(仕事終わりの夜)なわけです。
始まる前に、早くも終わった後を想像して嘆く、嘆きのプロ。マイナス思考の達人ですよ。
とはいえ。不思議なことに、このマイナス思考スパイラルも知人と共に陥れば、適度な笑い話になる不思議。
嫌だねー。
しんどいねー。
辛いねー。
ダメだなー自分達は。
そんなどんよりとした、陰キャ中年達がきゃっきゃとはしゃぐ昼下がり。
いやまったく、クソみたいな一日だったなー、+10pt!という不思議な自己採点。
こんなダメな光景に、「あーなんか少し解るかも」と感じたあなたはきっと「こちら側」の人間。
さぁ、こちらにいらっしゃい。