マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

夢からのありがたい教え

面白い夢を見たんです。珍しくね。

私の夢の品質は中々のもので。今まで目にして来た物語、ゲームや映画、エンタメから様々な文章や映像を拝借しているのでしょう。現実のようなリアル感と、ガチ映画のような質感を伴っているのです。実に面白い。

 

ただ、「面白い」と言うのは「興味深い」という意味で。見ているこちらは大抵、たまったものではないのですがね。

持ち前のマイナス思考が手伝ってか、その夢の内容は基本的にネガティブ。

社会派ドキュメンタリーばりの心が痛くなるリアル困難系。

サイレントヒルばりの異世界感たっぷりホラー。

自分が命を落とすENDが大半の、クライムサスペンス系。

しみったれた人生を送っている癖に、起きた瞬間に「夢で良かった」と必ず思うほどに苦しい夢が大半の私。

 

けれど今回は、非常に印象に残る夢を見たのです。目覚めてすぐに、こうしてブログに書いておこうかな?と思うくらいには、印象に残る夢でした。

 

雰囲気は、この初夏の朝の気持ち良さを感じるような...そうですねぇ、ジュブナイル系とでも言うんでしょうか?青春味と一抹の冒険感が漂うような心地良さ。

珍しく、ホラーやスリル、メンタルが辛くなるような苦しい描写は一切無し。

ひとっこ一人居ない辺境の地から、自分達の住む場所へ帰るために旅をする、みたいなストーリーでした。

現実では孤独まっしぐらなのに、何だか雰囲気の良い仲間達と一緒にね。

 

自然の中から旅を初めて、段々と人気のある山奥の村みたいなところへたどり着いて、やがて小さなローカル電車が通るくらいの場所まで行き付いて。

知らないひととの出会いがあったり、触れ合ったり。昨日のラジオから頂いた雰囲気が働いたのでしょうかね。あたたかい部分だけが強調されたような、ヒューマンドラマみたいなノリで。

 

そんな中で、長老的なポジションのキャラクターが登場するんです。記憶が薄れてしまったけれど、誰もが知っている有名な役者さんだった気がします。

そのひとが、キーワードのように、何度かこんな事を教えてくれるんです。

 

いいかい?燃え尽きるまで頑張れってのは、肉体のことなんだ。

精魂の方は、決して尽き果てちゃあいけない。

心や魂みたいなものは、絶対に無駄使いしないで、大事にするんだよ?

 

細かな文言までは覚えていませんが、こういうニュアンスの事でした。

寝れば回復するような部分。シンプルな体力のような、ちゃんと補充出来るような。そういうエネルギーは、どんどん使うべきだ。頑張って、やり切るべきだ。

けれど、自分の魂みたいなものは、安売りしちゃあいけない。そんなところまで振り絞って、犠牲にして頑張るなんて、誰も求めてはいないし望んでもいないんだ。勘違いするんじゃないよ?

そんなお言葉でした。

 

もちろん、私が見た夢ですから。私自身から出て来た言葉なんでしょう。

それなのに、妙に納得してしまうというか。そうなんですね!先生!と素直に学ぶような、そんな心持になったのです。

 

これは日頃から使える指標になりそうです。

体で頑張る。

心は大事にする。

HPがなくなるまでは、頑張って良し。世間や他人のためにも費やして良し。

けれど、MPやLPは、よっぽど大切なことにしか使っちゃダメ。

それこそ、我が聖地お布団に関わること事態以外には、無駄遣いしてはいけない。

何か上手い言葉に短くまとめて、掛け軸にしたいな。