やって来ましたクリスマス。
元々の性格もあり、いい加減な年齢もあり、胸きゅんするような恋の音楽はちょっとしんどい。
かといって、マライアキャリーとか、ジャスコとかでアレンジされた音源の方が聴きなれてしまったような、鉄板のクリスマスソングも飽きたなぁ、というそこの貴方。
おススメのクリスマスソング、ありますよ?(今日はちゃんと真面目に)
L'Arc~en~CiellのHurry X'mas。
明るく楽しく。愛や恋だというよりも、どちらかというパーティソングな気分で。
お子様からお年寄りまで、幅広く楽しめる良曲となっております。
世間は楽しい楽しいクリスマス、なんでしょうなぁ。
いや、シンプルに一日中出かける予定はないし。あ、お墓参りはしてきたけど。
食事はごはん炊いて卵焼きかなんかで済ますし。
独りで過ごすんで、世間の盛り上がりなんて、まぁ知らんのですけどね。
それでもまぁ、特に悲観するような気持ちは持たずに居られる程度には、大人になりましたし。そう思えるくらいには、良き想い出を蓄えることが出来ました。
冒頭に申し上げました通り、この曲はホントにおススメ出来る良いクリスマスソングだと思うんですよね。
何よりも、明るく楽しい雰囲気に彩られた楽曲。バンドサウンドの美味しさもそこかしこに残しつつ、ストリングスのような音もたくさん重ねて、ポップでみんなが聴けるような雰囲気に仕上がっている。
クリスマスに彩られた街並みを楽しむ姿。
年に一回のとっておきのイベントにワクワクする姿。
大切な人、恋人、といったキーワードに想いを寄せるも良し。
街とか世界とか、普遍的なものへ焦点を当てても良し。
本当に、クリスマスという「イベントそのもの」にスポットを当てた雰囲気がとても良く、誰一人置いてけぼりにしないというか。恋人は居なくても、家族が居なくても、華やかなクリスマスの街や世界は、「そこに有る」んだしね。
そこへ接続しようとすれば幾らでも接続出来るわけで。寂しい想いをするのがいけないワケではないけれど。楽しく有ろうとすれば、楽しく有れるよね。
難しいことは置いといて、なんか浮かれた世間や空気を眺めれば良いじゃない。なんだかふわっと楽しい音楽を聴いて、ふんわりした気持ちになりましょうよ。
独りだって良いさ、つまらなくたって、しんどくたって。笑い合う相手が居なくても、食べる物が美味しくなくても。そんなことは問題ではない。
僕たちには刀ピークリスマスがある!(ガチ目に楽しみにしております)
以前、映画の中のセリフで凄く印象に残ったセリフがある。一言一句を覚えてはいないけれど、大意としては。『お前が学校が楽しくなかったのは、学校のせいでもなければ先生のせいでもないぞ?お前のせいだ』ということだった。
そりゃあ幸せな環境、不幸せな環境ある。世間に天国と地獄は同居している。それでも生まれ、大人になったからには。今日という日を楽しめるかどうかは、自分の責任なんだろうな。
ぼやくも良し。嘆くも良し。けれど。どうせなら1秒でも笑って見せるぞ!というヤケクソ気持ちを胸に秘め、年に一度の刀ピークリスマスを座して待つ。
しかし正味な話。大人になって何度もクリスマスや一年のサイクルを経験していると、一番えぐいのはここからお正月までの展開の速さですよね。
クリスマス過ぎたらマジでほんの一瞬。あっという間にお正月ですわ。ゼノギアスの後半~ラスト直前までの展開くらい速過ぎる。あれは...いかんよねぇ。