暑い夏を乗り越えるライフハックをご存じですか。
辛い物を食べる!
夏こそ暑いお茶を飲む!
稲川淳二を聴く!
そして忘れてはならないのが、北欧メタルを聴く!
アツいメロスピでありながら、北欧の壮大な雪山のような「青」と「白」のイメージを身にまとう、Sonata ArcticaのMy land。
サッパリかき氷でも食べながら、お聴きください。
音楽から連想するイメージ、雰囲気、質感、土地感みたいな物って、どんな仕組みなんだろう。
和楽器の音を聴けば日本を思い起こすし、中国っぽい音、インドっぽい音、アメリカっぽい音、アフリカっぽい音...色々ありますよね。
これはまぁ、後天的というか、自身にインプットされた知識みたいな物が当然根本にありそう。この音=日本だよね?この音=アフリカだよね?みたいな知識の結び付けをしているんだと思うんだけど...
アフリカの音楽を聴いて、暑さのような物を感じたり。軽やかな笛の音を聴いて高原や草原を想起したり、という感覚はどうなんだろう。
これもこれまでに積み重ねた脳内イメージのなせる技なのか、それとも何か根源的な...?いやいや、本筋からそれてしまいますね。
話を戻してこのSonata Arcticaは北欧フィンランドのバンド。初期のアルバムは特に、北欧の雪山をイメージするような楽曲やアートワークが多いんです。
なんというか、爽やかでクール。「冷たい」方の意味でのクールね。
My landは1stアルバムEclipticaの2曲目に収録されている曲。
1曲目のBlank fileは彼ららしさを表現しつつも「The メロスピ」のような曲。
俺達の音楽はこれだ!と自己紹介を済ませた後に登場するのがこのMy land。
イントロからして透明感溢れる爽やかさ。
Sonata Arcticaの特徴といえば、やはりキーボードの存在感でしょう。キーボードとギターが一体となって奏でるメロディは、激しさと爽やかさの絶妙な同居を可能にする。
クリアでハイトーンなヴォーカルも相まって、実に口当たりの良いSonata Arctica。
メタルをよく知らない人に聴かせると、これってメタルなの?と言われること間違いなし...と言ってて自分でもちょっと不安になってしまうくらい。
メタルだよな...?うん、良かった。メタルバンドだ。(不安になってwiki見て来た)
そのくらいに爽やかではあるけれど、ちゃんとパワーもバッチリ。時には北欧神話を思わせる壮大な展開も見せてくれる。
ゴリゴリ系でないことは確かなこのSonata Arctica。暑苦しいメタルが苦手という方が居たら、是非お試しあれ。
キャリアを積むにつれて、その雰囲気はまた変わっていくんだけれど、それもまたバンドの面白いところですよねぇ。