マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

チラシの裏_004 期待していた音楽が外れた時の悲しみ

なんかしみったれたこと書いちゃったので、先にクソカッコいいのを置いときますね。


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素敵な出会いがあれば、残念な出会いもある。

ワクワクドキドキで手にした新しい音楽が、期待通りのものではなかった時。ありますよねぇ。ホントに星の数ほどある。

 

期待していたあのアーティストの最新作!

雑誌やメディアで世の中が大絶賛しているという売れに売れているらしい名曲!

音楽の趣味が近い人やインフルエンサーがイチ押ししている名盤!

 

いざ聴いて見ると、何一つピンと来ない。このガッカリ感。

 

若く血気盛んな頃は、

全然ダメじゃんこの新譜~。このバンドも日和っちまったなぁ。

こんなのが売れてるのかー、世の中の音楽レベルは低いなぁ。

こんな曲が最高だなんて...あの人も感性はイマイチなんだなぁ。

 

なんて思うのも許されるかも知れない。けれど、経験を重ねれば重ねるほど、解ってしまう。

 

あぁ...世の中のみんなが楽しんでいる物を、自分は楽しめないのか...

 

 

音楽に圧倒的な上下、良し悪し、〇×なんて存在しない。自分に合うか合わないか、だけ。

それはもう、料理と同じ。納豆が食べられない、その美味しさを解らない人は味覚レベルが低いのか?いやいや、そんなことはないでしょう。そういう問題ではない、でしょう。

 

世の中で売れているもの、みんなが楽しめているものを自分が楽しめていないのであれば、それは感性が違うということ。

どちらが上でも下でもないとは言っても、どうせなら楽しめた方が良いに決まっているじゃないか!

 

 

この人の意見には賛成だなぁ、この人が良いって言っている音楽って、本当に良いんだよなぁ~なんて思ってて。お勧めの曲を聴いてみたらイマイチだったとしたら。

 

自分は、そんなハイセンスな「その人」ほどのセンスは持っていないんだなぁ。

 

なんて面倒くさいマイナス思考に至ったりもするもので。

周囲の評価やおススメに乗ってみる、ということに若干の抵抗感を覚えだす。

 

 

とはいえ。それで凹んだりするのも、まぁまぁ若い時分の特権であったりして。

なけなしのお金を出して手に入れた手持ちCD!(手持ち10枚の内1枚)という時の衝撃と、それなりに余裕がある生活の中で手に入れたCD!(手持ち1000枚の内1枚)という時とでは、そりゃあインパクトも変わってくる。

 

今となっては「周囲との違い」を痛感する瞬間は、むしろ「自分の中の核心」を探るためのチャンスになってしまった。

 

自分が好きな物、嫌いな物。他人の好きな物、嫌いな物。それらの傾向を積み重ねてn数を増やしていくほど、「それでは自分が好きな物は一体何なんだ?」というものが浮き彫りになってくる。

 

人生は短い、と痛感してしまうお年頃。

人生に無駄なものなんて無いのだよ?なんてありがたいお言葉は正しい物として、一旦隣に置いておいて。

 

どうせだったら、好まない物に出会う時間を使って、好む物と出会いたい。

 

世界中の音楽を一回ずつ全部聴いてから、自分の好きなものをピックアップして...なんてのんびりしている時間はない。そんなことをしてたらあっという間に最終皇帝が出てくるぞ(解らない人は無視してください)。

 

 

なにをぐちぐち言っているんだ、と思うでしょう。

ごめんなさい。最近買ったCDが失敗だったんだ!2回目を聴く気も起きないほどに。

でも、みんなこぞってサイコーだって言うんだ!

 

自分に合わないだけなんです。

自分に合わないだけなんです。

 

歌声って、どうしても好み出るよなー。