楽しかったゴールデンウィークも過ぎ去り、明けた平日の今日。職を辞した私としては、朝から何とも申し訳ない気持ちになっておりました。
学生の頃から、人生の中で何十回も経験したゴールデンウィークのような長期休暇の空け日。もう人生最悪の日だと思ってしまいそうな、辛い辛い日ですよ。
友人、知人、世の中から聴こえて来る声は大体同じような物です。しんどい、苦しい、嫌だ嫌だ。気軽に会社行きたくねぇ！みたいな「あるある的」に発せられる声だけではなく、ガチで精神がまいってしまう人だって少なくない。辛い辛い決断をしてしまう人だって存在する、そんな事態。
特に前日の夜なんてピークですよね。あぁ、これで寝てしまえば会社だ、学校だ、と。絶望的な思いに支配されてしまいますよ、普通はね。
うんうん、しんどいよねーと知人に返事をしつつも、特に辛くもない自分。そりゃそうだ、仕事してねぇんだもん。我々世代の日本人によくありがちな、謎の罪悪感。勝手な使命感。みんなは〇〇なのに自分は...感。つまんねぇ思考だな、という自覚はあるんですけどね。
そんな中、昨晩の夜に一通のLINEが入っていましてね。
日の出と共に起床する私は、LINEが来た時は早くも眠りについていたのですが...
LINEの送り主は20代。バリバリ仕事をしている若手。確かに、楽しそうに仕事をする人では有りますよ。でも、楽しい楽しいと気楽に過ごせているわけではなく、特には莫大な仕事に潰されそうになったり、過労に倒れたりしそうになったり、そういうことも経験している彼が、ですよ。
マジか？正気か？ゴールデンウィークが明ける夜だぞ？明日から仕事なんだぞ？そりゃモンハンの話はするけれども、こちとら40過ぎで既に退職した中年だぞ？
一体どんな精神構造をしていたらこうなれるんだ？と小一時間うらやみながら頭をひねりましたね。
ゴールデンウィーク明けという暗黒の1日。ある意味当然ですが、無職となり果てた自分にとっては、なんてことのない朝を迎え、淡々と過ぎて行った1日でした。
彼のようなメンタルの持ち主はさすがに珍しいかも知れないけれど、前向きな人だってそりゃあ居るはずだ。自分と同じ考え方の人間が大半だと思ったら大間違い。世間は多様、うん、そうだそうだ。
これまで何度も胃に穴があきそうになりながら超えて来たゴールデンウィーク明け。
メディアを眺めると、長期連休明けを社会問題的に取り上げたトピックも目に付く。
無職という立場で、何だか申し訳ない気分さえ感じてしまった今日。
ゴールデンウィーク明けの今日も、別に「なんてことはない」ただの1日なんだよな。
ちなみに、貫通や斬裂が猛威をふるうのを知りつつ、面白いからという理由で、ライズのライトボウガンは散弾速射派です。狩られるモンスターからしたら超うぜぇハンターだろうなぁ...
