焼肉食べ放題に行きました。焼肉ランチくらいはあれど、食べ放題なんてもう何年ぶりになるか解らない、超久しぶりの出来事。
焼肉食べ放題で食べまくるぞ!なんていう気概は遥か昔に無くしてしまったけれども、今回はお世話になったひとにご馳走したい、というイベントとしてね。
まぁ当然のように美味しかったわけです。元が取れたか?とかそういうのは置いといて、肉を散々焼いて(私はいつも焼く係)、散々食べて。ストレスが発散されないワケがない。
あくまでも自分の場合は、ですが、焼肉ってのは微妙な相手とは行かない類の物じゃありません?社交的というか、義務的に参加しなければ行けないような場は大抵飲み会だったりするし、食事に行くとしても焼肉まではお金を(みんなが)使わないし。
焼肉屋で肉を食べているという時点で、幸福度が高いシチュエーション確定。お肉を食べればみんな笑顔。間違いないね。
そしてそれは当然自分達だけではなく、焼肉屋さんで食べている他のお客さん達もそうなわけで。みんな楽しそうにしているのです。その中でもひと際感じたのが、隣の席で食べていた若者グループ。
中年のみんな、焼肉をむさぼり食う若者は良いぞ!
年の頃は高校生か大学生と言ったところ。飲み会三昧になる年頃よりも少し手前。みんなで焼肉食べ放題なんて、お金もかかるビックイベントでしょう。戦場に赴くような姿は既に覇気に満ちていました。
当然服装はジャージ一択。髪の毛もガッチリと縛り上げて臨戦態勢。我々とほぼ同時に席に着いたのですが、「行くぞごらぁ!」くらいのノリと勢いで、お肉を平らげていくのです。
もちろん、隣の席をのぞき込んだりすることはありませんから、若者特有の大声ではしゃぐようなサウンドを耳にして、自然と把握出来てしまう物語を楽しませていただいておりました。
何だよお前そんなもんか?自分はまだ食えるぜ!
やべぇ、やべぇよ!めちゃくちゃ腹が出て来てるわ。
食い過ぎたぁ...もう歩けねぇ...
こういうノリが苦手だったり、うるさいなぁと思う方もおられるでしょう。私の場合は何だかとってもほっこりしてしまうのです。
自らが若かったころ、仲間で焼肉食べ放題に行くような陽キャではありませんでしたが、むしろそんな自分だったからなのか、若者達が元気に焼肉を食べ、存分に楽しみ、幸せなひと時を生きている瞬間を見ることが、眼福なのでした。
人間が生物である以上、種の繁栄を目的として、次世代に託す、次世代を残して行くことこそが本能である、とDNAに刻まれているのでしょう。
社会性の欠片もない陰キャ中年であっても。子供なんて授からなかった孤独な存在であっても。若者だったり、それこそちびっ子だったりが元気に楽しそうにしている姿を見るのは、本能的に「よき」なんだろうなぁ...
そして、慣れない焼肉の大量摂取によって、翌日は胃腸に受けたダメージに悶える、という所まで含めて、ド定番のムーブですね。
しっかりと、着実に、中年に至ったなぁ...しみじみ。
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