マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

おせちを毎年買えるくらいの生活をこの手に

皆様、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

ということで、明けてしまいましたね。

新年が始まり、色々なことが始まり。

当然のようにして困難も訪れ、頑張れば楽しいことも訪れ...

まぁまぁ、頑張りましょうか。

 

さて、今年もおせちを購入しました。ネットの専門店でね。

1~2人前だし、決して特段に高価ではないけれども。新年はじめのささやかな贅沢であることは間違いありません。こんなおせちを買う、という行為を、今後も続けて行きたいな~と思っています。

 

このおせちに出会ったのは、パートナーと過ごした最後のお正月でした。

幸い、おせちは優しいお味の物ですから。体調が優れない状態でも美味しく頂けますしね。実際に食べてみればあら美味しい。派手さはなくとも、ひとつひとつが丁寧に作られた、和の雰囲気たっぷりの良いおせちだったのです。

 

独りになってからも買い続けているのにはちょっとした理由というか、決意というか。心に決めたことがありまして。

おいしんぼの名言、「いいかい学生さん、とんかつをな...」というくだりに似た考えでしてね。

 

新年の節目に、ちょっとした贅沢をする。

それもおせちという、決して必須とも言えない、やや渋めの贅沢をする。

そんな贅沢を、躊躇なく出来る。

それくらいの生活水準は保ちたい。

それくらいの生活水準が保てて居れば、経済的には幸せだと判断しましょう。

という考えです。

 

比較的物欲が小さく、独りということもあって支出も小さめな私。

そんな私が無職の期間に生活した結果、生活水準という物に大分思考を巡らせました。食生活は幾らでも質素に出来るし、趣味も決してお金が掛かるものではないし。

無駄遣いをしないように!と考えればどこまでも切り詰めることも出来る...一方で、切り詰め過ぎてしまっては、小さな幸せをむざむざと見過ごしてしまうかもしれない。

 

いつも同じごはんを食べても幸せだけれども、ちょっと変わった物を食べたら楽しいかも知れない。

遠出や旅行なんて「したい!」と強く願わなくても、いざ出かけてみたら新しい価値観が世界が見付かるかも知れない。

かといって、生活水準をあげれば必要になるお金も増える。それを手にするための苦労も増えるし、つまりは日々の生活のストレスや苦痛も増えるわけで。

どうバランスを取ろうかな?どう生きて行こうかな?という思考に至った結果、得た結論。

 

このささやかな贅沢『おせち』を、毎年迷いなく買えるだけのお金を稼ごう

そして毎年、美味しく新年を迎えよう。

 

ってなわけで、これが実現出来れば私の人生は勝ち判定です。

今年、このおせちを美味しくいただきまして。また来年もこのおせちを購入することが出来ていれば、私の人生は花丸満点!という仕組み。

なんとまぁ解りやすい!物事は単純化するのが一番ですね。

さぁさぁ、美味しいおせちをいただいて、寝正月と行きましょう。