昨年末に新しい会社へ移り、三か月の試用期間も終わり、気が付けば年度末。規模としてはボチボチ、決して大きな会社ではないけれど、それなりの人数が居る今の会社でも、あるんですねぇ、組織変更、人事異動、色んなドラマ。
以前居た会社は、総勢では云千人レベルの組織でしたから、それはもう春の人事異動と言えば色々な大きな出来事がありました。
どこの誰とも知らない人がいきなり上司になる。
いきなり名前も知らない組織に移動になる。
え子会社?そんなものあったの?に突然出向になる。
部門丸々子会社所属になって、いつの間にか務める会社が勝手に変わる。
それはもう、大きな大きなことでした。
一方で現在勤めている会社はというと。規模こそ、まぁそれなりではあるのですが、だからこそに濃厚な、色々な人間模様が描かれているのです。
会社全体としては変革を望んでいる時。
社外から有能なひとを呼び込み、固着化した悪しき伝統を排したい。
かといって、一事が万事そうしてしまえば、全く別の会社になってしまう。
生き残りをかけて必死に模索する経営層。
チャンスを求めて主張していく新規層。
既得権益を手放したくない既存層。
その中で、確かな実力を持って支えて来た人達の明暗。
新しい分野に下っ端として採用された自分の目の前で、中々にえぐい群像劇が描かれて行きます。
時には栄光と希望たっぷりに。
時には諦め、呆れ、憤怒と共に。
そんなものとはもう無縁になるのかなーと思っていたけれど。幾ら自分自身に影響がないとは言え、こうも目の前で展開されてしまえば嫌でも目に入ってしまうというもの。
新しい環境に身を置いて。
今までに居なかったようなひと達にも出会って。
こんなに強いひとも居るのか...けれどやっぱり強いばかりじゃないのか...
このひとのこういう言動、態度、本心...解る気がするなぁ。辛いよねぇ。
ふたを開ければ、みんなそれぞれの立場で自分なりに頑張っているだけなのにねぇ...
決して深く重く受け止めるような事はないけれど、少しだけ昔を懐かしみながら、どこへ行っても色んなことがあるんだなぁ...としみじみしてしまいました。
願わくば、自分自身がそんなゴタゴタの渦中に置かれませんように。
そんな心配をするほどに、自分は優秀ではないとは解っては居るけれど。
それなりに頑張って、それなりに努力して、多少は誰かの役に立って。日々を独り生きて行くのに足りるくらいのお給料がもらえれるような、そんな生活を送れますように...と願ってしまう今日この頃。
なんだけど...なぁ。最近、ホントに自分自身の本当の願いが解らなくなって来たところがあります。
頑張りたいのかなぁ?
頑張りたくないのかなぁ?
1人で居たいようで、他人であったとしても誰かと関わりが欲しいようで。
いつまでも生きて行きたいようで、終わりを知ってほっとしたいようで。
正にエンドコンテンツ状態。
感動のストーリーEDは迎えちゃったしなぁ。
そろそろ、マジで大型DLCでも来ないもんですかねぇ。