マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

そいつは、君のお布団をおびやかすのかい?

毎日寒いですね。寒い事自体はしんどい面もありますが、寒い季節の温かいお布団の崇高さは、もはや説明不要でしょう。

 

基本的に眠りが浅くメンタルも弱い私ではありますが、寒い季節のお布団の中だけは別。例えぐっすりと眠ることは出来なくとも、自然とウトウトして来るし、混濁した意識の中で平穏な時間を過ごすことが出来るのです。

どんなにしんどい日々であっても。来て欲しくない朝が待っていたとしても、お布団の中に居る瞬間だけは幸福に包まれているはず。そんなことを考えていたら、あるひとつの基準に思い至ったのです。

 

人生の中で、本気で向き合って、本気で悩んで、取り組んで行かなければならない事、というのは確かにあります。

一方で、ついつい頭を悩ませてしまう事の多くは、本当はそんなに思い悩む必要はないのでは?ということもありますよね。

では、その基準は何か?逃げてはいけない、向き合うべき事の基準とは?

 

「そいつ」が私のお布団ライフを「直接的」におびやかすか否か?

 

苦手なあの人、嫌いなあの人。誰一人、私の寝室に生涯立ち入る事はないでしょう。

面倒な人付き合い、関係性、コミュニティ、活動等々。それらが直接お布団に攻め入って来ることはありません。

会社や仕事、負っている責任。あくまでも「今の私の場合は」ですが、何が起こっても、何かが私のお布団をひっくり返しに来ることはないでしょう。

両親や親族、色々な問題はありますが、私の寝室に押し入って来ることは想像出来ないくらいの関係性です。

つまり、これらの事は比較的どーでも良い。二の次三の次で良い、はずです。

 

心と体の健康が害されたら、私のお布団ライフは直接的に阻害されてしまいます。これは本気で死守しなければならない。

私の寝室に訪れる人や、実際に訪れないとしても、寝室に遊びに来ても大丈夫だな、と想像が出来るひとのことは、真剣に考えたい。同居するようなひとや、親しい関係性にあるひとは、時に自分を差し置いてでも大切にしたい。

 

このままじゃ職を失う!財産を失う!明日を生きるお金が足りない!くらいのことになったら、さすがに真剣に考えなければいけないですが、逆に言えば、そこに至らないのであれば...

それほどの事態でないのであれば...

温かいお布団でぬくぬくと、安らかなひと時を過ごして居たってイイじゃない!

 

うん。この基準、イイな。ちょっと大切にしてみよう。