マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

またひとつ、冥土への土産話が増えました

今度遊びに行こう!と前々から予定を立てて、それなりに遠くまで出かけて行き、バチクソ美味しい物を食べ、ドチャクソ良い景色を見て来る。そんな『遊び』を楽しんで参りました。いやぁ、楽しかったなぁ。

 

メディアやSNSが発達して、素晴らしき物が次々と目に飛び込んで来るようになった昨今...と思えば、それほどまでに特別ではないかも知れないけれど。庶民の私にとっては十分にあり得ない、二度と機会は無いかも知れない?くらいに高価なお肉。お値段相応の味わいでございました。

高級な赤身肉、良いですねぇ。

いわゆる霜降り的な和牛の美味しいお肉は、少量は食べる機会があるじゃないですか。焼肉屋さんでちょっとだけ頼んでみたり、旅館でちょっとしたすき焼きが出たり。

あの「口の中でとろける~!」というジューシーな美味しさも素敵ですが、この高級赤身肉の『旨味』『柔らかさ』『確かな歯ごたえ』を全て両立した美味しさというのも、げに素晴らしき。

先日の熟成肉ハンバーグと併せて、ちょっと美味しいお肉を食べすぎな今日この頃。美食確変突入していた日々も、ようやく納豆ごはんの日々に帰って行きそうです。

 

そして、眺めた景色も素晴らしいものでした。

普段は山の中で暮らしている私にとって、海という存在はそれだけで特別で素敵でテンション爆アゲ確定なものでして。

どこまでも広がる海。

広大な空に浮かぶ膨大な雲の隙間から海へ降り注ぐ光の帯。

押し寄せる波と、長い年月をかけて削られていく大地の様。

そこにすっと並び立つ、鳥居という人間の文明の痕跡。

 

超絶ありきたりですが、大きな海を眺めていれば、自分の人生なんて何とちっぽけなことか。その中で湧き上がる苦しみや悩みなんて、寄せる波を一発くらえば散り散りになってしまうという物です。

少しずつ溜まり始め、その重さが足かせになり始めていた日々の悩み。ちょっとだけ失礼して、そっと海に流して帰って来ました。

 

 

 

今日でお休みも終わり。

また足から仕事が始まって。

命がけの日々までには行かない程度、のしんどさと闘う日々が始まり。

いつかまた楽しい日が訪れるその日まで、と言い聞かせて乗り越えて行く。

 

同じことの繰り返し。かつてのあの日々と同じ。

進歩のない、そんなんで良いのか?という他愛のない日々に帰って来てしまったのか。

それとも、ようやっと愛すべきこの日々に戻ることが出来たのか。

 

どっちでもええわそんなんもん。本気でそう思えるようになって来た気が、ちょっとだけする今日この頃。

 

【朗報】四十にして惑わず!とは行かなくても、多少は惑いにくくはなるよ。