マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

珠玉の超あらびきハンバーグと、粉雪を浴びた私

先日、誕生日を迎えたこともあって、美味しいハンバーグを食べに行ってきました。

誕生日祝いを...なんてことは表には出さず、何だか面白そうなお店があるから行ってみようよ、的な感じで知人を伴ってね。

 

車を走らせて遠路はるばる訪ねましたるは、群馬県にある『ひしめき亭』というお店。

熟成肉を使ったハンバーグに、店内で作ってこだわり抜いたチーズをこれでもかというくらいにかけてくれるスタイルのお店。お肉もチーズも大好きな私に効く、とても魅力的なお店なのです。

 

ネット上でも様々な記事や動画等がありますし、テレビ的なものでも紹介されたことがある様子。有名なお店のようで、その味も確かなものでありました。

ハンバーグは大きく分けて二種類あって、いわゆる普通のクラシックハンバーグと『超あらびき』とされるハンバーグ。後者はめちゃくちゃに『あらびき』な上、中身が激レアな状態で提供されるというもの。

今回は知人がクラシック、私は超あらびきを頂きまして、どちらも本当に美味しかったですよ。

 

この超あらびきの方。熟成肉を「ひき肉」というよりも「極少サイコロステーキ」くらいの細かさに仕上げてありまして。非常に興味があった反面、その驚くほどの「レアさ」に内心びびって迷いがあったのですが、ここで朗報。

 

言うほどレア過ぎずに食べられますよ。ちょっと心配な方もご安心を。

 

レアで提供されることが特徴であり、熟成肉をレアで食べられるということが魅力ポイントであるためか、ネット上の記事ではとかく『レアさ』が前面に押し出され、マジで生肉かよ!?くらいの真っ赤な生肉感マシマシの状態で食べている写真、映像が多い印象です。

 

ただ、卓上のポップとかにも書かれているし、店員さんがちゃんとコメントしてくれる食べ方、「半分に割って熱々鉄板で火を通して食べてね!」という言葉に従えば、ちゃーんと「レアで厳し過ぎない」程よい焼き加減に仕上がりました。

あらびきで塊になっているお肉の中心がレアステーキくらいかな?という感じ。決してまるで生肉食べてるじゃーん!なんて事にはならないので、安心してください。

ただ、うわーすごーい!映えるー!写真撮ってー!動画撮ってー!とか。そんな感じで楽しみ過ぎで、熱々ハンバーグをしばらくそのまま放置してしまえば、きっと鉄板も冷めて火の通りも悪くなりますので、そこはご注意を。

 

提供されたら素早く半分に割って、鉄板の余熱で十分に火を通すのをおススメします。

ユッケの味を知っている世代としては、敢えてレア感マシマシな食べ方もマジで美味しいと思いますけどね。熟成肉だから旨味も凄かったし。

 

そんな熟成肉のハンバーグの旨味と、店内作成しているというチーズのあっさりさっぱり旨味たっぷりのチーズ。これから鉄板の上でも、お口の中でも溢れて行く結果、とてつもなく美味しい仕上がりになるのです。

レアな仕上がりなので、焼いたお肉から肉汁が溢れ出る!ことはなく、しっかりとお肉の中に旨味が留まってくれています。まるで熟成されたお刺身の旨味を楽しむように、お肉に秘められた美味しさを丸ごと口に放り込めます。

さっぱり系のチーズはそんなお肉に「華を添える」ポジ。こんなにチーズをかけたらこってりチーズ味を食べてるだけになるじゃん!と誤解しそうな見た目に相反して、かなり繊細な味のバランスを感じましたね。当たり前ですが、しっかり考えて作られているんだなぁ...

もちろんライスも美味しいですが、パンをチョイスして「プチハンバーガー」のようにして食べるのもおススメです。正にスーパーチーズバーガーが作れちゃいます。

 

 

ちなみに。写真のハンバーグは実はTake2。ちょっとしたハプニングありましてね。

熱々のハンバーグに、店員さんがとろとろチーズソースをたっぷりとかけてくれるのですが、そこへデミグラスソースとパルメザンチーズを削りながらたっぷりと追トッピングしてくれるのです。

しかしその時、店員さんの手元が滑ってしまったのでしょうね。チーズ削り器?が店員さんの手元で大爆発。がしゃーん!と空中分解を起こしてしまいました。

 

チーズの粉雪が私に舞い散り、チーズ削り器の部品達が熱々ハンバーグの上にDIVE。

 

大好きなチーズをこの身に浴びて、至福の時を過ごしましたよw

知人は大ウケしていたし、店員さんもしっかりと良い雰囲気で対応してくれたし、サービスのスープも頂いちゃったりして。むしろ記憶に残るサプライズイベントとして、良い想い出になりました。このスープもまたも美味しかったなぁ。

 

これが粉チーズではなく、熱々のチーズの方だったら、色々と大変だったかなー。

いや、それはそれで、色んな意味で美味しかったかもなー。