マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

楽器を始めようと思ったあなたへ_はじめにお伝えしたいこと

楽器を初めてみたいな、と思ったあなた。

 

A.熱意は十分!何なら具体的に仲間と演奏する話も出ている。

B.興味はあるけど、迷っている。手が出ないでいる。

 

A.のあなた。楽器を手に入れましょう。私のつまらない話なんて聞く必要はありません。いますぐブラウザバックでokです。

 

B.のあなたには、少しだけアドバイスが出来るかもしれません。一足先に楽器を手にした者として、どの種類の楽器を選ぶ場合でも共通して、幾つかお伝えしたいことがあります。

 

①残念ながら、相当の練習をしない限りは上手く弾けるようにはなりません。

②逆に、練習さえすれば、誰でも「それなりに」弾くことが出来ます。

③いずれにしても、楽器を手に取って損はありません。

④楽器選びの視点は「上手く弾くために」以外の視点もありますよ。

 

 

①残念ながら、相当の練習をしない限りは上手く弾けるようにはなりません。

これ、事実です。「誰でも簡単に出来る~」とか「上達のコツ~」とか「おすすめ練習法~」とか色々ありますが、一定量の練習量が必要になることは間違いありません。

その練習を楽しむことがコツなのですが、なんの苦労もなく、憧れのあの曲を弾けちゃうかも、というのはさすがに難しいです。

 

次に述べる②も事実なのですが、①も事実であることを頭に入れておかないと、高速で挫折してそのまま楽器を放置してしまうパターンに陥ってしまうかもしれません。これは本当にもったいないことです。

 

②逆に、練習さえすれば、誰でも「それなりに」弾くことが出来ます。

これもまた事実です。だから「誰でも弾くことが出来るようになるよ!」とみんな言うのですが、①もまた心に留めておく必要があります。

効率的で正しい練習というものがあるのだと思いますが、どうしても地道な反復練習が必要なんです。

 

練習していても上達しない、このやり方は間違っているのか?と不安になってしまうことはあると思いますが、「それは必要な時間」なんです。安心して練習を楽しんでください。

 

③いずれにしても、楽器を手に取って損はありません。

なので、「思っていたより上手く弾けないや」となっても、それで普通なんです。それは失敗ではないんです。

楽器に触れることによって、楽器や音楽についてもっと知ることが出来ます。すると音楽を聴くこと自体が百倍楽しくなります。あなたが憧れていた「あんなプレイ」「こんな曲」がもっともっと素敵に聴こえるようになります。

 

サッカーのワールドカップ決勝で超絶プレイが飛び出したことを想像してみてください。サッカーが好きだけれどやったことはない人。サッカーを実際にやってみてその難しさを体験している人。超絶プレイに対して「より強く深く感動出来る」のはどちらでしょう?考えるまでもありません。

 

④楽器選びの視点は「上手く弾くために」以外の視点もありますよ。

これまで見てきたように、上手く弾けるようになることがmustではないと思うんです。

 

「安物ではセッティングが甘いから弾きにくいよ」

「良い音が出ないから、モチベーションが上がらないよ」

「変なギターで練習すると変な癖がついちゃうよ」

 

どれも間違いではないのですが、本当に練習を重ねて上手くなって、楽器と共に歩んでいくようなレベルになる人以外は、これらのことはぶっちゃけ気にするほどのことでもありません。

冒頭のAの方、しっかりと熱量がある人、具体的に上達する必要性がある人はこの限りではありません。Bの方へ向けたメッセージであることを重ねておきます。

 

 

Aの方も、Bの方も、是非楽器を手に取って欲しいと思います。

その中で特にBの方については、楽器選びや練習していく中で「上級者ではない私だからこそ」のアドバイスがあります。

そしてそれは楽器ごとに内容が変わってきます。順を追って少しずつになってしまいますが、興味のある方は是非ご覧ください。