本日で11月も終了しますね。
今週は月曜日、火曜日と熱く必殺のヘヴィメタルをお届けして来ました。NightwishのWish I had engel、THE冠のエビバデ炎と来たら、そろそろヘドバンし過ぎて首が痛くなって来た頃でしょう。
そろそろここらで少し落ち着いた曲を...なんて野暮なことは言いませんよ?
ここまで来たら、もう首の1個や2個、取れてしまっても良いでしょう。
メロデスの火付け役の一人、In flamesのScorn。ひたすらに速く、強く、カッコ良く。今週のラインナップに相応しい曲となっております。
とにもかくにも、まずはイントロを聴いてみていただきたい。
もう説明不要っしょ?すげぇっしょ?最高かよ。
イントロの段階では特にデス要素は感じずに、重くカッコ良いメタルサウンドの先に響き渡るキャッチーなメロディライン。個人的にIn flamesの好きな曲5選に入ります。
約30秒のイントロにほぼ全ての魅力が詰まっているこの曲。こんなイントロを聴かされたら、この先どんな展開が待っているんだ?と期待が膨らまずにはいられない。
そんなイントロが終わると、一旦場面転換。疾走感は少し落としつつ、待ってましたのデス要素。とは言ってもデスヴォイス感はやや控えめに、曲の雰囲気も相まってちょっと激しめのラップかなーくらいの感覚で聴いていける。
この辺りの展開も実に良き。イントロで響いたサウンドがこの楽曲の肝になるメインメロディとなり、いわゆるサビではそこへたどり着くわけだけれども、そこに至るまでも前振り、ジャブも一部の隙もない。
確かにサビは待ち遠しいんだけれども、そこに至る展開も全く退屈ではなく、どこをどう切り取っても美味しい。メタルの金太郎飴状態。
イントロからこれだけ疾走して来たこの曲。バランスを取るように間奏ではちょっとテンポを落としてじっくり聞かせるタイプで、あくまでもメインディッシュはイントロから展開されているメインメロディ。
気が付けばあっという間に約3分半の時間が経過、この曲は幕を閉じる。曲の長さとして短い部類に入るし、展開としてもシンプルなんだけれども、聴いた後の満足感は半端ない。あー...もう一回聴こっかな?とついついおかわりしてしまう。
おかわりは3回まで!そうしないとマジで首が危ないよ?
さぁ、明日から遂に12月が始まります。1年の最後を締めくくる12月。もう数十回繰り返してきたけれど、やっぱり一抹の特別感がありますよね。
この歳になると、あれもこれもと、決して楽しいことばかりではないわけで。ふとした隙にはどうしたって悲観的になってしまいがち。
そんな時こそ、こうした必殺メタルを引っ提げて進んで行きたい。きっと皆さんも、重い重い苦難が、山の様にその肩に乗っておられるでしょう。
けれど、それを全部そのまま抱えながら、山を登って行けるだけのアホみたいな力を、ヘヴィメタルはもたらしてくれるハズ。