マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

My heart is broken_Evanescence もうやめて!私のライフはゼロよ!

最近ねぇ、しんどいんっすよ。

ひとには得手不得手というものがありましてね。

胸が締め付けられるような仕事の忙しさ。まぁ、割と平気なんですよ。

無理難題を解決しなければならない困難さ。それが仕事ですもんね。

自分が最後の砦となるプレッシャー。えぇ、そういう仕事してましたから。

理解のない上司や正当な評価が得られないこと。そんなもんですよねぇ。

 

未来ある若者が道理に合わない憂き目に遭う...見てらんねぇ!

 

ということで、歌姫会の一角を担うEvanescenceのMy heart is broken。しんどい時に、しくしく泣くのも悪くはないが、うぉ~!辛いぜ~!と大声で叫んでやるのが、メタラーってものよなぁ!

youtu.be

 

英語に明るいわけでもないので、言葉の使い方や英語圏の生活に全く馴染みはないけれど。My heart is brokenという言葉を聴いて連想するのは、失恋的なイメージ。恋破れてしまうような、恋焦がれて胸が苦しくなるような、そんなイメージ。

そういった失恋のような痛みを軽視するわけではないし、この曲にもそういった意味が含まれているとしても。どちらかというと、文字通りそのままに、心が壊れてしまっているんだ!という意味合いのイメージ。

 

お聴きになって解るように。楽曲の中でここぞという所で、何度も、My heart is brokenという言葉が歌われる。振り絞るように、叫ぶように、たっぷりの声量で、この言葉を力強く叫ぶわけだ。いわば、もう...辛いの...私の心は...壊れてしまうわ...ではなくて、

 

だめよ!もう心のライフはゼロなの!辛ぇんだよクソがぁ~!と叫ぶかのよう。

 

しんどいもんはしんどいし、辛い時は辛いよね。そういう時は、爆音メタルと共に辛いということを大声で叫ぶってのは、結構本気でお勧めです。

腹が立つ物事に対して怒りとか恨みをぶつけるように叫ぶのは、ちょっと暗黒面に寄りすぎるリスクがある。〇〇むかつく~!〇ね~!とか思うのも有りだけど、ダークサイドに墜ちてしまってはいけない。

けれども、自分は辛いぞぉ~!怒っているぞぉ~!みたいな爆裂意思表示をするという行為。意外と自分にも周囲にも暗黒物質はまき散らさない健全なリアクションだと思いませんか?

 

そうした方向でも、楽曲面でも良い塩梅の音を出してくれているんですよ。

ハードロックな重さはしっかりと有りつつ、歌詞のイメージにも沿うバラード味もしっかりと有るし。

かと言って歌詞のイメージに引きずられ過ぎることもない。ダークなイメージは大き過ぎず、歌声も相まって音色的には「美しい」ゾーンに類する曲調だし。

歌詞の世界観は抜きにしても、イントロに入りから続くドラムの存在感が実に心地よく、ズン!バン!と要所でここぞという所に打ち込まれて行くスネアの音が快感極まりない。

 

 

そうこうしている内に、私の壊れた心はほんの少しだけ癒され、ゼロになった心のライフは0.5くらい回復するという仕組み。

音楽を聴いたって、苦しい現実は変わらない。何の解決もしない。けれど、とりあえずライフがちょっとだけ回復すれば、ゲームオーバーの時は少しだけ先延ばし出来る。ゲームオーバーさえ避けられれば、まぁいつかは何とかなるさ。

My Heart Is Broken

My Heart Is Broken

  • エヴァネッセンス
  • ハードロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes