マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

memories_MAN WITH A MISSION 駆け足で冬を回収していくスタイル

昨日からね、冬を感じる曲を大急ぎで回収していくムーブが始まりましてね。今夜なんて、まぁ寒い事寒い事。慌てて冬の音楽を振り返りたくなった自分と気圧配置とが見事にぴったんこかんかん。

油断すると、頭の中に色々な音楽が掛かって行くのです。

あんな曲もあったな。

こんな曲もあったな。

あれって冬の曲だったかなぁ。なんて。

 

冬のイメージと、音楽と、昔を思い出していく心が自然と一つになる感覚。

 

MAN WITH A MISSIONのmemories。エモい音楽を奏でさせたら右に出る狼は居ない。彼らの良曲を聴きながら、去ろうとしてるこの冬と、遥か昔に去ってしまったあの想い出に、そっと手を伸ばしましょう。


www.youtube.com

 

オープニングから終始響き渡るクリーントーンアルペジオが印象的。激しいサウンドというよりは、どこか優しく寄り添うような音達が、確かなビートと共に繰り広げられていく。

程よいミクスチャー感と幕間を中心に差し込まれる歪んだギターの音も心地よく、良い感じでPOPな味わいに耳をくすぐられ、少しだけ上を向いて歩きたい気分になる。

 

MVでも描かれているように、雑踏の中を歩くようなイメージって、マンウィズの曲とよくマッチするんですよね。

正にMVの主人公?のように、音楽を聴きながら、ヘッドホンでも身に付けちゃいながら、街の喧騒の中を、少し軽やかに足早に歩いて行く。そんなシチュエーションにホントにぴったりな楽曲が多いんです。

 

 

そんなMVを見ると、MVとしてはあんまり冬感はないんですねぇ。服装からして夏ではないようだけれども。JRスキースキーか何かのCMに使われていませんでしたっけ?歌詞の中でも白い雪が舞い降りて来るからか、私にとっては冬の歌、っていう感じなんですよね。

 

この曲はもう初めの歌詞で世界観をびしっと焼き付けて来るんですよ。私の脳内にね?特別なシーン、想い出の場面をありありとね。

夜明けを迎えて、またいつかなって笑って、それぞれの道へ帰って行く、ある冬の日。大人になると、昔の仲間と頻繁に会えることはなくなって、決まって盆暮れ正月になって来て。

それこそ雪がちらつく中、冬の寒い空気の中で、久しぶりに会った仲間と馬鹿みたいに笑って、時計がそのまま巻き戻ったみたいに、あの頃と変わらない夢のような時間を過ごして、夜明けと共にそれぞれの現実に帰って行く。

 

残念ながら舞台は新雪のゲレンデなんかじゃなく、さびれた居酒屋なんだけれども。

 

今はもう失ってしまった、過去のことだったとしても。誰かと馬鹿みたいに笑い合えた時代が、自分にもあった。今はそれだけで良いよ。素敵な想い出があるだけで、もう勝ち組ですよ。

Memories

Memories

  • provided courtesy of iTunes