マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

チラシの裏_028 CDで買うのか?ダウンロードするのか?サブスク?君はちょっとそこで座ってて。

音楽を買う人、大分減っているでしょうねぇ。何度か触れたことがあると思いますが、時代はもはやサブスク全盛。

 

ちょっと前の若手の後輩は、CDを買ったことがないと言っていた。けれど親が持っているCDとかは楽しく聴いていたし、音楽も好きだという。

最近の若手の後輩は、音楽好きですね!最近の推し?〇〇とか好きですよー。CD?自分はサブスクですねぇ。

商業媒体としての良し悪しなんてのは何とも言えないし、あんまり興味も無くて。大事なのは自分がどの路線で音楽を楽しみたいと思うのか。

 

自分はどうやって音楽を買うのか?なんだか上手く立ち回れて居ないんですよ。

 

要素はたくさんありますよね。CDとして持って置ける場所、スペースがある人と無い人。趣味に潤沢なお金を使える人と使えない人。CDという媒体での購入がしやすい場所に住んでいる人、そうでない人。音楽を聴く機器として、CDの形での再生に利便性がある人、もはやCDの形は不要な人。

 

ダウンロードはやっぱり便利ですよね。そしてお値段的にもメリットがある場合がほとんど。偶然知った曲をピンポイントで買うことも出来るし、それで気に入ったらアルバムまるごと購入、となればちゃんと割引になるというか、最初に買った分も無駄にならないというか。よく出来てます。

CDはCDで、物がある嬉しさもあるし、再生の形も選ばないし。アートワークとかジャケットの部分でも楽しめるし、何よりも歌詞カードもついてくるしね。

 

簡単に言えば、鉄板で大好きなアーティストはCDで買えば良いし、お試しだったりする曲はダウンロードで買えばいいじゃんってなるわけだけども。

 

何事もグレーゾーンって、ありますよね?

 

以前、結構好きなアーティストが新譜を出しているのを知って、どうしてもすぐに聴きたくなってダウンロードで買ったんですよ。お値段的にも割安だし、特に不便は無くて。これからはダウンロードがメインになるのかなぁ...なんて思っていたんだけれども、先日そのアルバムの前後編みたいなポジションのアルバムが出ているのを、店頭で知ったんですよ。

 

前編はすぐに聴きたいからダウンロードで買ってしまった。後編は店頭で知ったけれども...前編ダウンロードだったからなぁ...後編だけCDでもなぁ...と思って、その場では買わなかったんですけよね。

そしていざ自宅へ帰って、そこでダウンロードで買えば聴けるタイミングは同じ。ダウンロードの勝ちじゃん?なんだけど。帰宅してしまうと購買意欲が落ち着いてしまって、うーん...と何となく購入せずに今に至るわけです。

 

一方でまた別のバンドで、自分の中で好きだけどダウンロードでも良いかな?的なバンドの新譜を現物で買ったら、やっぱりそれがまた良いんですよねぇ。世界観もマシマシだし、物として残ることも嬉しいし。

自分の中でその音楽がどんな形で残って行くかって、こういう購入方法や姿勢の影響も受けると思うんです。手に取って、物もあって、購入の想い出がある物の方が有利なのは歴然。ダウンロードで、クリックしただけで手に入った物は、どうしたって印象は薄くなりがち。

 

そういうバイアスの「おかげ」で、音楽をより楽しむことが出来れば万々歳だけれども。さらっとダウンロードで買ってしまったがために、音楽の印象が薄れて、せっかくの良い音楽を十分に楽しめないことがあると、それは残念だしなぁ...そりゃ全部CDで買いたいけど、お金もそんな無いしなぁ...ダウンロードしてみたら凄い良かった場合、現物が欲しくなることもあるよなぁ...

 

 

サブスク?あぁ、君はまだこちらに来なくて良いよ。「よく解らない」という偽りの言い訳を隠れ蓑にして、君にはまだ出会いたくないんだ...