マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

あるよ、ある。こういうこともよくあるよ。

朝からテンション爆下がり中です。

もう良い歳なのでね?親もそれなりに介護だなんだという年頃でしてね。大きい手術をして、何とか退院して、立ち上がることもままならず、「無事退院出来て良かったね」という気持ちと「今後の生活どうするんじゃワレ...」という気持ちの板挟み。

どこにでもある、あるあるな現実ですよ。多くの人が直面する現実。

 

たださぁ、我々の親世代って子供が非常にたくさんの時分でしたからね。親世代は「自身の親に限らず、体が弱った人を介護していく実体験」が無かったりするんですよ。

子供が5人とか居れば、その中の1人が親の面倒を見たとして、残り5人は遠く離れて生活して、親の介護なんてせずに...なんて普通にあり得ることですからね。

 

まぁ、介護する方の辛さをしっているからこそ「申し訳ねぇ!申し訳ねぇ!」とかぐったりしちゃっても困るけれど。おぅ、そんくらいやってくれや問題ねぇだろう?自分の生活?そんなもん適当に両立出来んだろう?なんて思われても困るわけで。

ままなりませんねぇ。

 

ままならない現実を正面くらい歌ってくれるのは ?YES!HR/HM

 

ってなわけでさぁ、今日好きなバンドの新譜の発売日でしてね。フラゲってことで、昨日の内にAmazonから届いていたんですよ。明日からこいつを聴けば勝つる!ってなもんで、楽しみにしていて、朝一から聴いたんだけどさぁ。

 

これが近年稀に見るほどのガッカリ感。まだ前半とは言え2023年トップです。

あー、そっちの路線に行っちゃったんだ~、とかじゃなく、ガチめにイマイチ。

そこに、事実・形として重要なメンバー変更も伴っているもんだから...

どちらかというと切ないんですよ。あ~、上手く音楽が作れてないのかも...ってね。

 

歌詞とか、歌メロとか、メタルとしての重さとか、曲展開とか。それぞれがそれぞれで主張しているけれど、上手く繋がっていない感じ。ちぐはぐ感。え?なんか今の展開...突然過ぎない?みたいな感じ。

歌詞と歌メロが一致し切れていないというか、YouTubeのトレイラー映像のコメントに「字余り感」という言葉があって、すげぇその表現適格だな!と思いました。

これはちょっと、もはや好みの範疇ではないような気もするんだよなぁ。

 

逆に言えば、良かった点を再確認させられた瞬間でもありました。

聴いていて気分が良くなるような心地良い歌メロが好きだったんだなぁ。

そこに絶妙にメタルの重さが重なっていたところが魅力だったんだなぁ。

色々な音楽を上手くまとめるという力が、卓越していたんだなぁ。

 

様々な音楽を聴いていると、こんなことを思う場面がホントに多いんですよ。

良い感じのカッコイイ曲だな!でも特別自分に刺さるポイントは無いかも...

この「良い感じのカッコイイ曲だな!」というところに仕上げることが、どれだけ偉大なことか、ということですよね。

 

数ある音楽の中で自分の好みに直撃しては居ない...のに、うんうん良い感じのメタルじゃないか!と思える時点で、客観的に見たその楽曲自体の完成度は非常に優れているんだろうなぁ...なんてあらためて思いました。

 

 

下がったテンションを回復させるために、最高のメタルの過去記事、貼っときますね...

この曲は本当に良い物です...良い物なんですよ!!

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