ちょっと前のことになりますが、久しぶりに大きめの商業施設に行ったんですよ。そこはド田舎にも関わらずそれなりの規模がありましてね。HMVの店舗が入ってるんですよ。
店舗の大きさは小さいものなんだけど、店主さんの趣向なのか、HR/HMの品揃えが中々にイカしてるんですよ。ラウド系やビジュ系もコーナーがあったりして素晴らしい力の入れよう。そこで久しぶりに店頭発見の衝動買いをかましましてね。
うぉーい、油断してたけどご機嫌な新譜を発売してるじゃないですか！？
Arch Enemyのライブ参戦を経て、すっかりメロデスの胃袋になってしまっている今日この頃、IN FLAMESは私に効く。最新アルバムForegoneからMVも発表されているこちらMeet your maker。良い出来ですよぉ。
IN FLAMSといえば、メロディックデスメタルの盛り上がりの火付け役の1人と言っても良いでしょう。特に初期はデスヴォイスとアグレッシブなメタルサウンドに、クリーンな歌声も巧みに織り交ぜた音楽性が特徴。
「デス」の路線を持ちながら「メロ」を取り入れるからには、メロディや叙情性のような物もきっと大好きなわけで。先日ライブに参戦して来たArch enemyとはまた少し違った路線で「エモい」メロディを載せたデスメタルなのですよ。
特に今作は比較的初期の頃のようなイメージを持つ音楽性になっていて、本当に私好みな仕上がりでもあります。
ゴリゴリのメタルサウンド、止まることを知らないツーバス連打、デスヴォイスのシャウトで開幕するこの曲は、まごうことなきメタルであります。それがサビに到達したかと思いきや、あらどうしたことでしょう！
このクリーンでエモい歌声！これがホントにデスメタルなの！？
ちょっとfact味も感じさせるこの曲のサビは、綺麗に響き渡る歌声とデス要素とのコントラストが何とも言えないベストマッチ。そうそう、これが私の好きなIn flamesよ！と歓喜の舞が飛び出しそうなところ。
そこから繰り出されるギターソロも、さすがのメロディックデスメタル。ヒロイックでエクストリームなカッコ良さ全開の仕上がり。
差し挟まれるデスヴォイスターンは楽曲に雄々しさや荒々しさの華を添え、楽曲の真芯にあるのはどこまでカッコ良さを追求したThe Heavy Metal。
In flamesも既に大ベテラン、レジェンド枠ですよ。大御所バンドの最新アルバムが本当に美味しい仕上がりだっていうのは、とてもとても嬉しいことですよねぇ。
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