マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

ラジオから飛び込んで来た懐かしいあの曲!

無職期間もそれなりに時間が経ち、あれこれと作業しながら見ていたYouTubeもややネタ切れ気味な今日この頃。

テレビ自体をほぼ見ない私。平日、且つ日中のテレビ番組なんて、楽しめるはずもなく...

あ、そうだ。ラジオ聴こう!となったわけです。

 

以前からラジオはかなり好きな部類で、車で移動する際には音楽をメインに聴きつつも、ふと聴きたくなってラジオを流すこともありました。

ちょっと空き時間が出来た時、「あーテレビでも付けようかな」という感覚でラジオを付けることも多いですし、結構好きなんですよ、ラジオ。

音楽が流れることがあるのも好きなところではありますが、何でしょう、あの独特の世界観。ラジオにはラジオにしかない、何とも言えない雰囲気ってありますよね。自分の人生の時間にちょっとだけ寄り添うような絶妙な距離感。

 

とはいえ「ながら聴き」ですから、常にラジオに意識を配っては居ないわけですよ。ふとした瞬間に耳慣れた音楽が流れているのに気が付きます。

原曲とは少し違う、現代にアレンジされている感じもあって、「えーと、なんだっけこの曲...」と、ひとりクイズが始まります。往年のJ-POPはサビのインパクトが強いので、サビにたどり着くまでは中々解らないんですよね。

 

そしてサビに辿りついて納得。あぁ、SPEEDだ!


www.youtube.com

 

うわぁ、懐かしいなぁ!と思う反面、次は「誰のアレンジだ?」と気になるわけです。明らかに本人の歌声ではない、誰かがカバーした様子。

歌声を聴くと、本当に「幼い」イメージだったんですよ。オリジナルのSPEEDの時点でめちゃくちゃ幼かったはずなのに、まだ幼い雰囲気に仕上げるか~、とね。

 

そしてラジオなのでね。楽曲がひと段落したところでコメントが入り、あらためて曲紹介が入ったわけなんですが、なんとSPEEDのトリビュートアルバムにLiSAが参加したというではないですか!つまり、LiSAの歌声だったわけですね。

残念、このリンクでは肝心の歌声部分は聴けないのですが...とにかく非常に幼い、可愛らしい歌声のアレンジに聴こえたんですよ。

Wake Me Up!

Wake Me Up!

  • LiSA
  • J-Pop
  •  
  • provided courtesy of iTunes

 

そうなると、オリジナルの歌声がもう気になって仕方がなくなるわけです。avexが公式であげていた、上記のMVを見て再確認。そして納得。うんうん、これこれ。この歌声だよなぁ...

 

んー、あらためて聴くと、若い女の子の元気な歌声...どころじゃ済まないよな!

 

幼さの残り、若さ溢れるエネルギッシュな歌声、という解りやすい記憶の棚に整理されていたSPEEDの歌声。当然のようにそれだけではない。アーティストとして、しっかりと迫力のある歌声だったんだなぁ...としみじみ。

 

当時の日本の音楽シーンでは、とかく「売れたー!」という現象が多くて。有名になった、みんなに人気が出た、という事実に「こんなに若いのに」というタグ。SPEEDというアーティストに貼り付けられた、そんなタグばかりが記憶に残っておりました。

自分自身も幼かったし、音楽に対しても素直に摂取していた時分ですしね。

 

大人になって振り返ってみると、感慨深いものがあります。以前、他者様のブログをきっかけにSPEEDの曲を耳にする機会はあったのですが、今回のように「別のアーティストの表現との比較」を経ることで、再認識する面も大きかったです。

当時は時代にもてはやされるように「売れる」ことが多かった音楽業界。とはいえ、各アーティストはちゃんと化け物で、あれだけに売れる要因がちゃんと在ったんだよな。なんて、当たり前のことを感じたのでした。

 

ラジオ、良いね!そしてSPEEDも、やっぱり良いよね!