ごめんなさい、ホントにそうなんですよ。
もう四六時中クッキー焼いてます。
皆さんご存知、クッキークリッカーですね。
えぇ、仰る通り。今更ですよ!
タイミング的に、ゲーム実況者レトルト氏の動画を見て発起したのはバレバレですね。我ながらミーハーなんです。ミーハーって、死語か?
クッキークリッカーが大流行りしたのも今は昔。今や星の数ほど量産されている放置系ゲームの元祖、と言っていいのでしょうか。違っていたらごめんなさいね。
ルールは簡単。クッキーの画像をクリックして、クッキーを焼く。
焼いたクッキーをゲーム内通貨のような感覚で用いて、施設をゲット。
施設はあなたがクリックをしない間も自動でクッキーを焼いてくれます。
頑張ってクリックして焼いたり、そのまま放置して焼いたり。
時折画面に現れるボーナスクッキー的なものをクリックしてはしゃいだり。
これの繰り返しですね。
ホントに、これの繰り返しです。マジで。
ちょっとしたミニゲーム要素はあるけどね。
奇想天外な物語が展開される、なんてことはありません。美麗なグラフィックがアンロックされるとか、目を疑うような展開が待っているとか、当然現実にクッキーを食べられる、なんてこともありません。
ひたすらにクッキーを焼く。言うなればゲーム内の得点を稼いでいくだけ。
何が面白いの?と思ったそこのあなた。私にも解りません!でも面白いのよ。
思えば昔のゲームなんて、そんなもんでしたよね。用意されたステージを繰り返し、得点を積み重ねていく。エンディングという物が存在しない物も多かったし、隠しボーナス的な要素だって〇点ゲット、というだけ。
ゲームの腕前が上達していく面白さとか、より効率的なプレイが出来るような面白さとか、色々な面白さがあるとは言え、それが何なのよって話。でも何故か面白かった。
この「なぜか面白い」をはじめに発明するひとって、マジで神ですよ。エンターテイメントや創作に身を置く方々はみんなすごいですよね。
エンターテイメントはある意味、この「無意味さ」というか「自身の人生の本筋への関係値の低さ」が良いのでしょうね。「何にもならない」からこそ気楽に楽しめる。
関係値が高くなるとギャンブルの要素が出て来て、そちらはそちらの醍醐味があるのでしょうが、一般的なエンタメとはちょっと毛色が変わりますものね。
のんびり読書をしている時間。テレビや動画を見ているようで見ていない時間。誰かと(良い意味で)どうでも良いコミニュケーションを取っている時間。そして、こうしてぼけ~っとクッキーを焼いている時間こそが、究極の幸せなのかもしれません。
何にも考えず、作業用ノートPCのモニターにクッキーの画像を垂れ流し。
やらなきゃいけないこと(洗濯とかね)があるのに、画面に現れるボーナスクッキーを待ちながら、何となく立ち上がれないこの時間。
この何も生み出さない、生産性なんて全くないこの時間が、心地良いんですよ。
うん、みんなでクッキー焼こう!
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