マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

夜更けのマックへ行こうじゃないか

三回忌に続き、2度目の命日を迎えまして。良いのか、悪いのか。一つの区切りの時期が訪れたな、とそんな気分であります。

2年という年月の破壊力は凄まじく、あれほどに真っ暗だった目の前も、少しずつ日常の光が射し始めているのもまた事実。

 

目の前が真っ暗になる、という言葉、本当ですね。普通に生活しているのに、仕事中に階段を上っているのに、本当に視界が暗く沈んでいく。物理的にまぶたが閉じてしまいそうになっていたのだろうか。「うわ、マジで目の前が真っ暗になるんだな」と感じたのを覚えています。

 

この区切りのタイミングというのは、どうしたって思い出してしまいます。当時の苦しみの肌触りを、ありありと。

訪れる最期。

感染症禍に奪われた最期の瞬間。

全て独りで立ち向かったその後のあれこれ。

職場への復帰。

容赦のない業務の圧力。

 

いやホント、我ながらよく生きてたなぁ!地獄だよ、地獄。

 

なんて俯瞰が出来るほどには、「落ち着いた」のでしょうね。

 

 

ここからあれこれとごちゃごちゃな言葉を並べて書き連ねていたのですが、全て丸ごと削除しました。どうだ参ったか、私。お前のつまらない悩みなんて消してやったぞ!

 

 

常日頃から、ぐるぐる悩む日々を過ごして居るわたし。この大きな節目に、平穏で居られるわけがないのです。

さすがに経験から知っています。こういう時の思考や精神状態は正常ではありません。正常ではないシステムから生まれるアウトプットはバグだらけ。決して正面から眺めてはいけないのです。

 

コーヒーでも飲み、プリンを食べましょう。

どうせゆっくり眠ることなんて出来ないのだから。ワケのわからないYouTubeでも眺めて、ただただ時が無為に過ぎるのを待ちましょう。そうすれば、勝手に夜が明けて行きます。

 

夜明けというのは無慈悲なもので、勝手に訪れてくれちゃいやがるんですよね。

眠れなくても、疲れがとれなくても。何も解決なんてしなくても、仮に私の人生が終わってしまっても、夜は明けて行く。一秒たりとて待ってはくれない、無情な奴です。

 

押し出されるように顔を出す朝日に背中をぐいぐいと追いやられながら、進んで行くことしか許されない悲しき現実。

どうせ何をしたって夜が明けるエンディングは変えられないのだから。今くらいは適当に生きてやりましょう。

 

この後、夜更けにマックでも行くかい?昔みたいにさ。変にクソ真面目だった私達は、夜更けに出掛けてマックのドライブスルーでホットアップルパイを買って食べることですら、一大イベントだったねぇ。

いやホント、君さえそこに居てくれれば、他はなんだって良かったのにさぁ...

 

 

 

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