年齢を重ねれば涙もろくなる。これは本当にそう思います。人生経験を重ねることで、様々な場面を体感すれば、それだけ共感する、感動するセンサーが増えるということなんでしょうね。
それなりに若いころからも「物語やエンタメで感動して涙する」というムーブは結構多かった気がします。
FFX。あれはもう反則です。ゲーム実況とかを見る度に泣けちゃう。
メタルギアソリッド3。ひとの感情へ対する「感動」はシリーズ随一でしたね。
レッドデッドリデンプション2。アーサー...アーサー!
仮面ライダー電王。デネヴ推しの私にラスト付近の展開はとても良き。
仮面ライダーオーズ。アンクの最期はカッコ良かったなぁ。
フリーター家を買う。「俺が...やるしかないんすよ」自分と重ねて共感の嵐でした。
フラジャイル。時折発生する岸先生のエモ決め台詞はやばみ。
盗人賛歌のライブギターソロ。泣き過ぎて鼻水まで出てた気がする。
我ながら癖のある泣きの記憶。「あの文学作品で涙!」とか「あの大作映画で大感動!」みたいなエピソードの方がカッコ良いよなぁ。
なんて所でふと思うのです。最近、泣いてねぇなぁ!
ちょっと前にプライベートで死ぬほど、ホントに死ぬほど辛い事があって、一生分の涙を流し切った時期がありましたが、それ以外めっきりです。
何か感動的な物事に出会って泣く、ということもないですし、とてつもなく辛い想いに涙してしまう、ということもなく。別に悪いことでは無いのでしょうけれど、何だかつまらない気もしてしまいます。
感動の涙的な意味では、インプットが足りないなぁ...と思いますね。時間に余裕のある今日この頃。この時間を使って様々なエンタメに触れたりするのが定番ムーブな気もしますが、中々そんなこともなく。
今はサブスク等で幾らでもエンタメに触れることが出来るのに、どうも手が出ない。色々な作品が気にならないわけではないのだけれど、どうも見る気がしない。何だか集中出来ない。
いけませんねぇ。多少は強引にでも、頑張ってでも、色々な物をインプットするのは大事だよなぁ...とは思うのだけれど。
そして、何か辛くて涙してしまうこと、元々なかったなぁ...なんて思いまして。これまでの人生で大変なことはたくさんあったのだけれど、泣くほどのことでは無かったということなのかな。
実際に死ぬほど辛い時は涙が出たという事を考えれば、「泣かない体質」でもないのでしょうし、つまりはそういうこと。泣くほどまでに辛い事なんて、今までほとんど無かったのか...
涙することの閾値はひとそれぞれですし、泣いてないなら苦しくない、なんて事はもちろん無いのだけれどもね。
まだ涙も出ないくらいの状態なんだから、そんなに深刻になることもねぇか。
涙が出るくらいに辛い事態が訪れたら、その時は気が済むまで泣けばいいか。
音楽ブログの方でジグザクの『Promise』について書きながら、そんなことをふと思ったのでした。ホントに素敵な歌詞ですよ。
というか...何かを成し遂げて感動の涙するっていうカッコ良い経験は...40年で1回もねぇな!(泣)
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【Promise_真天地開闢集団−ジグザグ】正統派バンドサウンドと、どこまでも突き刺さる優しい言葉 - マイツの部屋 (meischland.com)