マイツの小部屋

陰キャのための音楽ライフ

私、悪夢のセンスには自身があります!

昨日、どちらかというと前向きな気持ちを持つことが出来ていたんですよ。

なんてことのないちょっとした事ではありますが、楽しみがひとつ出来たし、「あ、今ちょっとポジティブな良い気分だぞ」なんて自覚していたのに。

 

壮絶な長編悪夢を2連続でお見舞いされまして。悶絶中の悶絶。嗚咽を漏らして嘔吐してしまいそうなほどの朝を迎えました。

このダメージはえげつなく、朝3時頃に目が覚めながら、7時頃までずっと身もだえながら苦しんだ結果、ようやく起き上がれたのでした。

自身のネガティブさに辟易しつつも、前々からぼんやりと持っていた感想がぽんっと花開きます。

 

自分、悪夢を創り出すセンス、苦しむ才能、あるよなぁ...

 

物語等で時折描かれる一幕。自身の苦しみや悲しみを夢という形で味わう。

その夢は現実そのままとは限らず。

様々な脚色や演出を伴って。

時にはフィクションも創り出しながら。

あの手この手で苦しめて来る。

 

この演出が、めちゃくちゃに巧みなんですよ、私の脳。ノンフィクションである現実の苦しみをベースにして、百花繚乱なフィクションを交えつつ、何度も何度も絶大な苦しみを追体験させてくれる、負のエンターテイメント。

 

というかね?夢で苦しむなんて、どちらかのパターンにして欲しいのですよ。

 

①「幸せ」が含まれる夢を見て、夢から覚めて現実ではないと苦しむ。

②「苦しみ」が含まれる夢を見て、あれは夢だった...とやや安堵する。

 

私の場合。やり口がえぐいっすよ。

「あぁ...このままでは最悪の、本当に辛く悲しい最悪の結末を迎えてしまう!」というような、悲劇のクライマックス的な夢を見るのです。最も苦しみの加速度が大きい瞬間。言うなれば、苦しみの微分値が最大値となる瞬間を夢に見る。

そして目が覚めて、あれは夢だったと、現実はあの「最悪な結末」を迎えた後のエピローグだと知るのです。言うなれば、苦しみの積分値は今正に最大値を更新し続けているのです。

 

散々見た悪夢もまた現実の一部であり、現実は悪夢よりも厳しい状態だった。

 

目が覚めた瞬間に、これほどに凹む悪夢がありますか!

いやホントに、悪夢製造業なんていう仕事が魔界あたりに存在していたら、良い仕事出来ると思うんですよねぇ。

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