青春時代に聴いていた音楽を聴くことで当時をありありと思い出す、ということはよくあると思います。ある時期と、その時に感じていた五感とがリンクする現象。
これは良い現象も悪い現象も引き起こしますよね。
以前、目覚ましアラームにお気に入りの音楽を使用していた所、「毎日の辛い朝」と「お気に入りの曲」がリンクしてしまい、その曲がすっかり嫌いになってしまうことがありました。
ここしばらくの間、悶々とする心を何とか鎮めるべく、街作りゲームや高圧洗浄ゲームなんかをやっていたのだけれども。
それらの「チマチマのんびりゲーム」と「悶々とやり切れない気持ち」がリンクしてしまったらしく、私が大好きだったこの手のゲームをプレイすると、テンションが下がってしまうという悪癖が身に付いてしまったようです。
なんてこったい。このままでは、辛さを癒すための「楽しみ」がどんどん「苦しみ」とリンクしてタグ付けされてしまうではないか!
①少しでも楽しいと思える時間を過ごす。
②そのために、生きる。
③生きるためにはお金が必要。
④お金のために、代償として苦しみを受け入れる。
⑤この苦しみを取り除くために、楽しいと思える時間を求める。
⑥楽しいと思える時間が苦しみの感情とリンクしてしまう ←New!!
まずいぞ、これは根本を覆す大事件です。
精神的に追い詰められた時に「気分転換を積極的に狙う」のはあまりおススメしない、なんていう話を聞いたことがあります。何かで苦しみ上書きするような力技ではなく、苦しみそのものを和らげるような、そんな工夫が必要なんでしょう。
肉体的な面でも、年齢を重ねれば若いころと同じようには行かないように。
精神的な面でも、年齢に応じた上手い付き合い方が必要なんだろうなぁ。
思考整理?
マインドフルネス?
瞑想?
場合によっては適切な医療や薬の処方?
いずれにしても、今この時はゲームにすがるしかないのが悲しい現実。
ほのぼのとした街作りゲームをプレイしているのに、
あぁ...
う~ん...
嫌だなぁ...
という悶絶の声が寂しく響き渡る孤独な夜。
そんな私を癒してくれるのは、もはやこたつとお布団くらい。
彼らは絶対に人類を裏切らないよ!あ、みかんとメタルもね。