唐突に訪れる自己嫌悪。
都会ですれ違う美男美女とは恋に落ちない?素敵な音楽との出会いには縁が必要?
きもっ
40年以上生きて、まだ運命的な出会いを求めるの?
自分は大して何もせずに?凄い物に出会いたい?
激烈メタルが食パン加えて曲がり角から走って来るのを待ってるの?
きしょっ
亀仙人よろしく、あらゆるギャルに「ぴちぴちギャルじゃ~!」と愛を持ってテンションぶちあげて行くのが中年以降の正しい生き方でしょう。
自分から動く。縁を待つのではなく縁を大事にする。出会った音楽とちゃんと向き合って時間を共に過ごして見る。そうでなければ何も始まらない。何も広がらない。そういうものでしょう。
空振りを怖がってヒットが打てるか!まずはバットを振らなきゃ始まらんでしょう。
ということで、ふと見かけた音楽にもちゃんと向き合ってみましょう。
『NITA STRAUSS』の『The Wolf You Feed』。あのArch Enemyのアリッサがft.というこの曲。
恥ずかしながら、NITA STRAUSSという存在を今日初めて知った私。
新しい出会いになるかな?ここから何か広がって行くかな?ワクワクしながら、久しぶりにアルバムを買ってみようかな。
本日初めましてとなりましたNITA STRAUSS(ニタ・ストラウス)。ニタはアメリカのギタリストであり、ソロアーティストとして活動していらっしゃる、と。
数々の雑誌でも多く取り上げられていて、表紙も飾り、数多のアーティストと音楽活動をしているらしく...うわぁ、めっちゃスゴイひとじゃん。知らなかったの恥ずかしっ。
ジャンルとしてはメタル専門というわけではないのでしょうが、この曲はアリッサとのft.ということもめちゃくちゃにメタルですね。
まずこのイントロが満点ですよ。激重ギターとドラムのシンプルなビートから徐々に展開していく、このカツカレーみたいな王道展開。嫌いなひとなんて居ないよね。
そしてとことんヘヴィなリフから一転、アリッサの武器であるクリーンヴォイスを前面に押し出して行き、サビなんてもう良い意味でPOPSでも通じるような爽やかさ。
メタルに押され気味でメインメロやキャッチーさが薄い?と思ったのも初めだけ。その後の展開も含めて、何度か聴けばメインメロがしっかりと脳裏に焼き付いてくれます。
そしてやっぱり聴き所はギターっすね。
激重な刻みも良し、ヒロイックに差し込んで来るサウンドも良し。サビでは歌声をしっかりと前面に押し出しつつも、その後ろでバチクソに美味しいメロディを重ねているこのやり口。
サビもボーカルと一緒に(ギターで)歌うタイプのギタリスト、大好物ですねぇ!
もちろんギターソロも圧巻。メインメロディを主軸に置きつつも奏でられるサウンドは、正に歌うギターですね。メロやテクやヘヴィネスが、非常に良い塩梅です。
私のような素人には「すげぇ」としか思えない超絶テクニックも魅せつけつつ、ギターソロ後の展開もしっかりと旨味を凝縮。一段ギアを上げながら、歌声もギターもここぞとばかりに最後の雄叫びを聴かせてくれます。
そして食後のコーヒーよろしく、最後は再び激重メタルで〆。うん。最高。
そしてビジュアルの方も、良いですねぇ!
御覧の通りのたくましい体格。トレーニングを欠かさない上に、ムエタイとブラジリアン柔術もたしなむとのこと...強過ぎません?
というかね。ギターソロのこの姿がね。最高かよ。
なんか...Mikey味を感じるのは私だけ?(褒)