ここのところ数日、役所やハローワークを駆け回っておりました。
失業保険の給付期間がまだ残っている間に「一定の仕事をしている状態」から離脱したため、再度給付が受けられる、ということでね。
『面倒くさがらずに使える制度は使っておけ』というありがたいアドバイスの下に、せっせと手続きに励んで参りました。
一度失敗して一乙している。
更に失敗だと判断したのが非常に早かった。
ということもあってか、雑談的にか、業務的な調査なのか、真意は図りかねるけれども、ちょっとした尋問タイム(私が勝手にそう感じているだけ)がありまして。
どういう事があったの?
なぜそう判断したの?
というような話を、あのハローワークのじめっとした狭いブース内で聴き取られる時間は、まぁストレスでした。自分にとっても気持ちの良い話ではありませんでしたしね。
とはいえ、ひとによっては「ひどい目に遭ったよ!かくかくしかじかで...」となる方もいらっしゃるでしょうし。性格ですかねぇ。
そんなこんなでちょっと嫌な気持ちのままにハローワークの本所的な場所を去り、続いて行き馴れた分所的な場所へ。
この場所と言えば...そう!マダム!
なんとなーく、あのマダムが良いなぁ...なんて思っていたところ、何のご縁かマダムが担当することに。
先に提出した書類にさっと目を通すマダム。
そこを見れば、大体の経緯は分かると言うもの。
チャレンジ → 早々に失敗 → 再度手続き → 再度ハローワークを利用、という流れ。
本所に引き続き、何らかのトークは軽く発生するだろうな、と覚悟していた矢先。
それじゃ、仕切り直しですね(自然な笑顔)
このひと言でこれまでの経緯については完全終了。これよこれ!これぞマダムよ。
職員の方的には、本当は少しは話を聞いた方が良い、的な面はあるのかも知れない。
そこに何かの意図があったかは解らないし、面倒だっただけかも知れない。
けれど、ちょっとしたストレスを抱えていた私の心に、またしても自然に「ふわっ」とした平穏感、温和感をもたらしてくれたのは、言うまでもありません。
単純な「人と人との相性」的な意味で、私と相性が合っているだけなのでしょう。それがまた、ちょっとほっこりするのですよ。
自分も、そんな事が有ったら良いな。
仕事だったり、明確な意図を持った行動だったりではない部分で。誰かにちょっとした良い気分を感じてもらう瞬間があったなら。嬉しいね。
そんなこんながありつつ。一度の失敗を経て、次なる一手を打ち始めました。
失敗したら、じっくりと咀嚼して、思考して、次に備えなければ二の舞になる?
失敗しても、臆せずに次々とチャレンジを続けていくのが成功への近道?
どちらも一理あるでしょうけれど、そろそろ考えるのを辞めようかと思っています。
人生なんて、毎分毎秒無限の乱数を引いてるようなもんよ。
何もかも、過ぎ去った後で理由付けをしているに過ぎないわけで。
正解も不正解もなければ、成功も失敗もない。
仮に神のTASで乱数を支配出来たって、歳を重ねればいつかは終えて、はい終了。
そして自分が居なくなったとしても、人生が著しく変わるようなひとも居ないわけで。
力むだけ損。真面目に考えるだけ損。なるようになれ~...だね。